「ユートピア」さん、コメントをいただきどうも有難うございました。
初めての方に誕生日のお祝いの言葉をいただくのは、少し照れくさいながらも嬉しいものですね。
これからもよろしくお願いいたします。
ところで、昨年末に51歳の知人男性であるNさんが、5年半の闘病の末「大腸がん」で他界されました。
・・・正確には、他界されたことを最近知りました。
大手メーカーを退社して立ち上げた会社が軌道に乗り始めた46歳の時に「ステージ4」で病気が見つかり、
同時に12ヶ月の余命宣告を受けたものの、5年半に亘り精力的に生きられました。
直接話をしたことはなく、二学年違う息子同士が活動していたボーイスカウトのキャンプでお見かけした程度ですが、
複数の企業の経営をしながら、病気との向き合い方についての発信も意欲的に行っていたようです。
享年49歳のアッピア、同じく49歳で昨年8月に旅立った友人のK子さん、そして今回の51歳のNさん・・・
いずれも人生100年時代としては、まだまだ人生の折り返し地点とも言えるアラフィフ世代・・・
なぜ、周りで次々とアラフィフ世代が癌にやられてしまうのか、共通するものは何なのか、色々と考えさせられます。
Nさんが、どう言う思いで病気と向き合って来たのかを知りたく、彼が残されたブログを一気に読みました。
誰もが経験する初期の頃のどうしようもない気持ちを立て直し、病気を克服するために生活習慣を見直し、
標準治療以外の様々な代替医療を調べ上げて積極的に試しながら最適な治療を模索していた様子が伺えます。
ブログからは、自然治癒力を高めて真摯に病気と向き合う求道者のような生き方を垣間見ことが出来ました。
大きな難敵に立ち向かう精力的な生き方には、命に限りがあるからこその覚悟と勇気を見た気がします。
また、治療を中心としたブログの中に表れる、同じ一人息子を持つ父親としての思いに心が打たれました。
以下は、ちょうど今大学受験の真っ只中と思われる、当時中学生だった息子さんについての記事の抜粋です。
「中1の息子にはいろいろ教えたかった、そして話したかった。
遊びの話、仕事の話、女の子の話、人生の話。でも、中1の今じゃまだできない話ばかり。
メールを書こうと思いました。毎年の誕生日に年齢別のメールが送信されるように。」
「中2病真っ只中の男子は面白い!男親の私にも息子の興味の向き先が良く理解できない。(笑)
14歳ならまだ何にでもなれる。無理すりゃオリンピック目指せるかもしれないし、学者になれるかもしれない。
目指すのは勝手だから、何でも目指して欲しい。」
「大人になってしまうといろんな事情でやりたい事が出来なくなってくる。
10代は人生の中でも最も楽しくて面白い時期だし、自分で限界や壁を作らなければ何でもできる。
だから、やりたい事は何でもチャレンジして欲しい。
その中で一生掛けて自分がやり通すべき事が何なのか見つけられたら最高の10代だよ。」
10代の息子を持つ父親としては、20歳を超えたらお酒を飲みながら男同士の話をしたいと思うもの・・・
それが叶わないのならば、今一番伝えたいことを残しておきたい・・・そういう思いが強烈に伝わって来ます。
アッピア、K子さん、Nさん・・・子供を持ち、アラフィフで早々に旅立った3人に共通する一番の思いは、
「可能な限り子供の成長を見届けたい」という思いだったのだろうと思います。
「あなたはどんな大人になるの?」・・・生前に息子にそう問いかけるアッピアの姿を改めて思い出します。
Nさん、どうか安らかに・・・
2020年2月7日
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初めての方に誕生日のお祝いの言葉をいただくのは、少し照れくさいながらも嬉しいものですね。
これからもよろしくお願いいたします。
ところで、昨年末に51歳の知人男性であるNさんが、5年半の闘病の末「大腸がん」で他界されました。
・・・正確には、他界されたことを最近知りました。
大手メーカーを退社して立ち上げた会社が軌道に乗り始めた46歳の時に「ステージ4」で病気が見つかり、
同時に12ヶ月の余命宣告を受けたものの、5年半に亘り精力的に生きられました。
直接話をしたことはなく、二学年違う息子同士が活動していたボーイスカウトのキャンプでお見かけした程度ですが、
複数の企業の経営をしながら、病気との向き合い方についての発信も意欲的に行っていたようです。
享年49歳のアッピア、同じく49歳で昨年8月に旅立った友人のK子さん、そして今回の51歳のNさん・・・
いずれも人生100年時代としては、まだまだ人生の折り返し地点とも言えるアラフィフ世代・・・
なぜ、周りで次々とアラフィフ世代が癌にやられてしまうのか、共通するものは何なのか、色々と考えさせられます。
Nさんが、どう言う思いで病気と向き合って来たのかを知りたく、彼が残されたブログを一気に読みました。
誰もが経験する初期の頃のどうしようもない気持ちを立て直し、病気を克服するために生活習慣を見直し、
標準治療以外の様々な代替医療を調べ上げて積極的に試しながら最適な治療を模索していた様子が伺えます。
ブログからは、自然治癒力を高めて真摯に病気と向き合う求道者のような生き方を垣間見ことが出来ました。
大きな難敵に立ち向かう精力的な生き方には、命に限りがあるからこその覚悟と勇気を見た気がします。
また、治療を中心としたブログの中に表れる、同じ一人息子を持つ父親としての思いに心が打たれました。
以下は、ちょうど今大学受験の真っ只中と思われる、当時中学生だった息子さんについての記事の抜粋です。
「中1の息子にはいろいろ教えたかった、そして話したかった。
遊びの話、仕事の話、女の子の話、人生の話。でも、中1の今じゃまだできない話ばかり。
メールを書こうと思いました。毎年の誕生日に年齢別のメールが送信されるように。」
「中2病真っ只中の男子は面白い!男親の私にも息子の興味の向き先が良く理解できない。(笑)
14歳ならまだ何にでもなれる。無理すりゃオリンピック目指せるかもしれないし、学者になれるかもしれない。
目指すのは勝手だから、何でも目指して欲しい。」
「大人になってしまうといろんな事情でやりたい事が出来なくなってくる。
10代は人生の中でも最も楽しくて面白い時期だし、自分で限界や壁を作らなければ何でもできる。
だから、やりたい事は何でもチャレンジして欲しい。
その中で一生掛けて自分がやり通すべき事が何なのか見つけられたら最高の10代だよ。」
10代の息子を持つ父親としては、20歳を超えたらお酒を飲みながら男同士の話をしたいと思うもの・・・
それが叶わないのならば、今一番伝えたいことを残しておきたい・・・そういう思いが強烈に伝わって来ます。
アッピア、K子さん、Nさん・・・子供を持ち、アラフィフで早々に旅立った3人に共通する一番の思いは、
「可能な限り子供の成長を見届けたい」という思いだったのだろうと思います。
「あなたはどんな大人になるの?」・・・生前に息子にそう問いかけるアッピアの姿を改めて思い出します。
Nさん、どうか安らかに・・・
2020年2月7日
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