波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「ヘアーウォーズ エピソード2」~髪の毛を巡る新たな物語

2015-04-03 23:00:26 | 面白い出来事
☆アッピア夫です。今回は、息子の髪の毛を巡る物語の第2話です。来週から新学年が始まるため、例のごとく嫌がる息子を連れて髪を切りに行きました。前回のやり取りに懲りたのか、今回は割とすんなりと出かけましたが、何となく不機嫌なオーラありあり・・・

「前髪は眉毛位まで、耳は全部出して、後ろは刈り上げない程度に・・・」いつもの通りに美容師に伝えて、少し遠くから鏡に映る息子の顔をチラチラ見ていると、息子の顔が怖い・・・どの位切られるか以前に、とにかく髪を切られることそのものが嫌で嫌で仕方がない様子。鏡越しにこちらを睨むような険しい表情に、「おお来てる、来てる」と思いつつ、取り敢えず切ってしまえばこっちのもの・・・と思っていると、そこに美容師の火に油を注ぐひと言が・・・

B「少し短くなるけどいいかな?」 (何と、言っちゃいかんことを・・・)
★「短くなるのは嫌です」 (だから、余計なこと訊くからだよ・・・)
B「何で?短い方がかっこいいよ!」 (そういうひと言が子供心を毛羽立たせるんだよな・・・)
★「短くしないでください。」 (もう言わんこっちゃない・・・)
B「お父様~!息子さんが長い方がいいと言っているんですが・・・」 (だから、あなたが言わせたんだろうが・・・)
☆「いいえ、最初にお願いした通りでお願いします。」

不満げな顔をしつつ髪を刈り込まれる息子に、美容師からついにとどめのひと言が・・・

B「お母さんも『短く切ってさっぱりしておいで』って言うでしょう?」 (・・・こりゃあもうだめだー!)
★「お母さんはいないよ。」
B「あらそうなの?それはごめんね。」 (もう息子の顔は、まるで『不満顔』を粘土で造ったような顔に・・・)

髪を切り終えて、不機嫌そうに美容院を出た息子の第一声は・・・「この美容院はウザイ。もうここはやめる。」それから、新聞に入っているチラシの中から美容院のチラシを見つけては、「ねえ、ここはどう?雰囲気良さそうじゃない?」と持ってくるのが日課になった。

この美容院は「キッズカット1000円」なのでずっと来ていたものの、美容師も店の雰囲気もいまいちなのは確か・・・やれやれまた美容院探しでもするか・・・それにしても美容院って何でこんなにたくさんあるのだろう?自転車でちょっと走るだけでも何軒もの美容院を見かける。どの美容院にするか?・・・よりもなぜこんなにあってもやって行けるのだろう?・・・私の興味は今そちらに向いています。

2015年4月3日 アッピア夫


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1 コメント

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Unknown (ミッコ)
2015-04-06 16:34:43
ご苦労様です。本当に、年頃の子にとっては髪型一つでも変化が嫌とか、自己主張が出てくるのでしょうかね。
友達に、悪気はないけどからかわれたりしないか?とか、うちも長期の休みの前に行かせたり、どうしても行かなくてはならない時は金曜日に行って土日で髪をなじませたり、気を使いました。
それにしても美容師さんの不用意な言葉で、余計に不穏な空気になるのは避けたいものなので、別の美容院がいいかもしれませんね。
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