minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

シェケレの神様

2007年05月09日 | 音楽&CD
 パーカッション大好きな私が最近気になっている楽器は「シェケレ」。ひょうたんのまわりにビーズが巻き付けてあって、瓢?をふってリズムをとるとビーズが一緒に動いてジャラッ、ジャラッ、と音がする楽器だ。(口で説明が難しいなあ。)

 まだ若かりし大学生の頃、マーチンというパーカッショニストにサルサとジャズ理論を教えてもらった事がある。そのときにペッカーとゲタ夫さんもいらっしゃって、シェケレの話題になった。

「シェケレのビーズは一つ一つが神様で、アフリカ人たちはとても大事に扱っているんだよ。」
 へ~、そうなんだ。とひたすら感心し、それから気軽にシェケレに触れる事ができなくなって20年・・・。

 昨日のMAUのリハーサル中にコスマスの使っているシェケレに注目。
さち「コスマスの使っているシェケレ、ひょうたんじゃないのね。でも使いやすそう。」
コス「そう、これはファイバー製。」
さち「私もシェケレ、練習してみたいんだけど、あまっているのとかない?」
コス「一番小さいやつでよければ貸してあげるよ。上手になったらあげてもいいよ。」
さち「本当?やった~(まだ上手くなるかもわからないのに)!」

コスちゃん、なんて優しい人だろう。さっそく、コスマスのシェケレで基本を教わることに。神様に触れるチャンスが遂に到来したので、ちょっとドキドキ・・・。

さち「このシェケレのビーズって、本当は『神様』なんでしょ?」
コス「ん??違うよ。これは『オ・カ・ダ・ヤ』(笑)!」

カラフルビーズでできていたこのシェケレは安売り手芸用品店新宿の「オカダヤ」のビーズで作った、コスマス手作りシェケレでした(笑)。オカダヤを知っているドイツ人・・・やはり只ものではない。

写真提供:KPTMちゃん