minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

フレアスカートは禁物!

2007年05月18日 | 家族の日常
 パーマを久しぶりにかけた帰り、池袋のど真ん中で自転車にフレアスカートの裾がからみついた。

 急に後ろにのけぞり、誰かにひっぱられる感触が・・・。あ、やばい。急ブレーキをかけて自転車から飛び降り、あわてて裾をひっぱってみたがうんともすんとも言わない。人ごみなので恥ずかしいけど、誰も見て見ぬ振りで通り過ぎてくれる。後ろのチェーンの中心部に絡み付いたようでひっぱっても巻き戻してもスカートが動かない。サドルにも乗れない中途半端な絡み方で、そのまま近くの自転車屋まで歩いてスカートと自転車をひっぱって行った(というか、自転車の後輪にひっぱられて歩いている状態)。今、私に話しかけないで~!と思っていると「あ、紗知さん。」バレルハウスのお兄ちゃんが声をかけてくれた。「あ、こんにちは~。」と挨拶だけしてさっさと通り過ぎる。私はただ、自転車を降りて押しているだけ・・・と平然を装いながら(汗)。

 「あ~あ、こんなになっちゃって。泥よけがついてないからこうなっちゃうんだよ。切るしか方法ないな。」
 「えっ?切っちゃうの?・・・・ではお願いします(涙)。」

 スカート脱いでパンツ丸見えで帰る訳にもいかず、泣く泣くちょん切ってもらってようやく自転車とくっついていた体が解き放たれた。お気に入りのスカートの裾はギザギザ・・・。とほほ。メガトンマーケットで買った315円だからあきらめよう。

 絡み付いた切れ端をようやく取ってくれたおじさんは「はい、500円」え~~~?お金までとるのか?とほほほほ。泣く泣くスカートより高い500円を払って帰ってきた。

 母も昔、フレアスカートが自転車に絡んで、その場にいた人に助けられた事があった。そのときはスカートまで脱いで(天下の王道で!)親切な方からバスタオルを借りて腰に巻いて帰ってきた。そんな事が2、3回あったので、今は自転車に乗るのすらやめている。さんざんそれを馬鹿にしてきた私・・・。やはり血は争えないのか。