NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

集材のつもりだったのに(4月18日)

2010年04月22日 | 間伐
三郷の里山の間伐材がある程度まとまってきたので、トラックに積める所まで集材する事にしました。
ヒノキ中径木4m物もいくらかあるので、「引っ張りだこ」の力を借りる事にしました。
しかしこれが予想外に大変な作業になりました。
里山ですから集材距離はほんの30m程、緩やかな下り。
一見楽そうな現場です。
しかしこの緩やかな下りが曲者でした。
緩やか過ぎて材が自重では動かない。
材がしばしば障害物でつかえる。
「引っ張りだこ」のワイヤーを持ち上げるのに、緩いといって何度も斜面を登り下りしなくてはならない。
これがとても大変で、作業を始めるとあっという間に疲れきってしまいました。
結局計画の半分も集材出来ないまま終了としました。
改めて集材の大変さを実感しました。
教訓!!
人力集材なら、シュラ等の準備作業をきちんと行なう。
思い切って軽架線や林内作業車等の機械力を導入する。


午後からは気を取り直して、見通しを良くするために水路沿いを間伐しました。

林内がかなり明るくなって来ました。
コメント
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