NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

佐々良木間伐(4月25日)

2010年04月29日 | 間伐
佐々良木の新しい現場で間伐作業を行いました。
車を降りて代掻きの始まった田を抜け、竹薮に覆い尽くされた田を10分ほど上った所にある傾斜の緩やかな山林です。
斜面の下方に石垣の痕跡が少し見られますので、ここの一部はかつては畑か水田だったのでしょう。
林齢は30年程、日当たりのいい境界の木を除けば胸高直径は10cmから20cm、樹高12m程です。
樹冠の様子です。


二人で二手に分かれ、ただひたすらに木を切りました。
久しぶりに木を切る事だけに集中しました。

林の真ん中辺りにあった枯れた松の大木を切り倒したところです。
大きなギャップが出来上がりました。
熱さを感じるようになった日差しがたっぷりと降り注いできました。

午後からもひたすら間伐を続け、腕が悲鳴を上げ始め、握った指が痙攣して開かなくなり、チェンソーの燃料が切れたところで作業を終了しました。
後は全体のバランスを確認しながらの作業でここの現場は終了です。

山から出て来た所にあった満開のハナモモです。

その根元になにやら青い花が咲いているようです。
近づいてみると


ムスカリ(ブドウヒアシンス)でした。

山桜も満開です。


春の気配に満ちた気持ちのいい一日でした。


コメント
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