NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

間伐、森の幼稚園 (6月10日、11日)

2017年06月20日 | 間伐
森は木々の葉を広げ切りました。
そのせいですっかり見通しが効かなくなったのですが、圧迫感はありません。
密生する葉同士が差し込む光を分け合い残さず利用し尽くす絶妙な配置になっているからでしょう。
ホトトギスの鳴き声もそろそろ落ち着き、夏が近づいて来ました。
しかししばらく空梅雨が続き、そろそろ雨が恋しくなって来ています。
少し雨が続いた後の高い青空の夏が待ち遠しい気分です。

10日は活動日でした。
私は体調が悪く(後で肺炎と診断されました)小屋でブランコの修理に励みました。
他の二人は隣接する法面のヒノキを久しぶりに間伐しました。




11日は子供達が森にやって来ました。
この子供達が最初に森にやって来たのは昨年の2月でした。
そのころしゃべれずヨチヨチ歩きだった子と今は普通にお話しする事が出来ます。
子供達は森の様に勢い良く成長しているんですね。

サワガニ探しは大人も夢中になります。


修理したブランコがもう壊れそうです。
それでも子供達は気に掛けません。
形にこだわりはありません。


ホウの葉のお面は良く似合っています。


今日子供達は、ムササビさんと森の妖精からホウの葉に包んだ手紙をもらいました。
お返しに葉っぱで作ったおもちゃを木のポストに投函しました。
コメント
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