中央アルプスを宝剣岳から空木岳まで9月20日、21日と1泊2日で縦走しました。
初日は駒ケ岳ロープウエーを使って標高2630mの千畳敷駅まで一気に上り、そこから6時半に山登りを開始しました。
千畳敷から振り返ると南アルプスの勇姿が目に入りました。
中央が甲斐駒ケ岳、右手に仙丈ケ岳です。
出発して直ぐの宝剣岳への登り。
宝剣岳から見たこれから進む従走路。
正面少し左手の尖った部分が空木岳頂上。
通過した宝剣岳の岩場。
従走路に入り、中央アルプスを形作る領家花崗岩の特異な景観を発見。
従走路約半分の位置にある檜尾岳避難小屋。
檜尾岳から見た空木岳。
近そうに見えて実は遥か彼方。
既に少々バテ気味。
木曽殿山荘に到着したのは薄暗くなり始めた17時。
1日目の縦走は、6時半から17時までの11時間半でした。
簡単そうに見えた従走路は、実は沢山のアップダウンと歩きにくい岩場の連続の難路でした。
良い経験になりました。
夕暮れになり、夜の闇が濃くなるとたちまち空には星々が瞬き出しました。
南の低い位置には3つの赤い星が光っています。
多分、アルタイル、火星、土星でしょう。
天頂には天の川と夏の星座の白鳥座、こと座のベガ、わし座のアルタイル。
夜中には冬の星座のオリオン座が高く上って来ました。
夜明けには暗闇にナイフの先で傷を付けた様な細い月。
山上でしか見られない天空ショーが、一晩中遥か彼方で静かに繰り広げられました。
満天の星に出会えるのも山登りの楽しみです。
夜明け前の南アルプスと空木岳の斜面です。
快晴の朝です。
朝6時、空木岳に向かって出発。
後方が木曽殿山荘です。
空木岳頂上。
後方左に見えるのが御嶽山。
空木岳頂上からは360度の展望が開けていました。
その一部、左手に浅間山、八ヶ岳、右手に甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳。
頂上少し手前から岩場の向こうに富士山。
富士山と重なるように手前に南アルプス塩見岳。
下山途中の駒石。
これも領家花崗岩の特異な景観。
そして21日14時無事下山。
今回も天気に恵まれ天空の散歩が楽しめました。
1日目の予想外の難路に悩まされ、木曽殿山荘では一つの布団に2人という超混雑に寝不足になり、下山では膝を痛めて苦しむといったちょっとした困難には出会いましたが、おおむね快適で順調な山歩きでした。
今年の夏山登山はこれで終了。
秋から冬にかけては低山で来年に向けてのトレーニングです。
このブログを書いている28日の時点で御嶽山噴火の犠牲者31人が確定しているようです。
縦走中に寄り添うようにずっと見えていた御嶽山での出来事が信じられません。
10月には日帰りで御嶽山に登ろうかと話していたので更に衝撃です。
犠牲者に自分が含まれていた可能性もあったでしょう。
今は犠牲になられた皆さんのご冥福をお祈りします。
初日は駒ケ岳ロープウエーを使って標高2630mの千畳敷駅まで一気に上り、そこから6時半に山登りを開始しました。
千畳敷から振り返ると南アルプスの勇姿が目に入りました。
中央が甲斐駒ケ岳、右手に仙丈ケ岳です。
出発して直ぐの宝剣岳への登り。
宝剣岳から見たこれから進む従走路。
正面少し左手の尖った部分が空木岳頂上。
通過した宝剣岳の岩場。
従走路に入り、中央アルプスを形作る領家花崗岩の特異な景観を発見。
従走路約半分の位置にある檜尾岳避難小屋。
檜尾岳から見た空木岳。
近そうに見えて実は遥か彼方。
既に少々バテ気味。
木曽殿山荘に到着したのは薄暗くなり始めた17時。
1日目の縦走は、6時半から17時までの11時間半でした。
簡単そうに見えた従走路は、実は沢山のアップダウンと歩きにくい岩場の連続の難路でした。
良い経験になりました。
夕暮れになり、夜の闇が濃くなるとたちまち空には星々が瞬き出しました。
南の低い位置には3つの赤い星が光っています。
多分、アルタイル、火星、土星でしょう。
天頂には天の川と夏の星座の白鳥座、こと座のベガ、わし座のアルタイル。
夜中には冬の星座のオリオン座が高く上って来ました。
夜明けには暗闇にナイフの先で傷を付けた様な細い月。
山上でしか見られない天空ショーが、一晩中遥か彼方で静かに繰り広げられました。
満天の星に出会えるのも山登りの楽しみです。
夜明け前の南アルプスと空木岳の斜面です。
快晴の朝です。
朝6時、空木岳に向かって出発。
後方が木曽殿山荘です。
空木岳頂上。
後方左に見えるのが御嶽山。
空木岳頂上からは360度の展望が開けていました。
その一部、左手に浅間山、八ヶ岳、右手に甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳。
頂上少し手前から岩場の向こうに富士山。
富士山と重なるように手前に南アルプス塩見岳。
下山途中の駒石。
これも領家花崗岩の特異な景観。
そして21日14時無事下山。
今回も天気に恵まれ天空の散歩が楽しめました。
1日目の予想外の難路に悩まされ、木曽殿山荘では一つの布団に2人という超混雑に寝不足になり、下山では膝を痛めて苦しむといったちょっとした困難には出会いましたが、おおむね快適で順調な山歩きでした。
今年の夏山登山はこれで終了。
秋から冬にかけては低山で来年に向けてのトレーニングです。
このブログを書いている28日の時点で御嶽山噴火の犠牲者31人が確定しているようです。
縦走中に寄り添うようにずっと見えていた御嶽山での出来事が信じられません。
10月には日帰りで御嶽山に登ろうかと話していたので更に衝撃です。
犠牲者に自分が含まれていた可能性もあったでしょう。
今は犠牲になられた皆さんのご冥福をお祈りします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます