島根の義務教育校は明日が3学期の終業式、今年度の修了式です。そして、教員の人事異動が発表され、離任式も同時に行われます。
別れの時がやって来ます。夜は送別会の宴が持たれる学校も多いと思います。
さて、今夜も幼稚園の実践報告をUPしたいと思います。
3回目の作品はメアリー・カサットの「孫に本を読むカサット婦人」です。記録は担任の先生です。この日も、園児の生活経験がもたらす多くの発言があったと、のちに語ってくださいました。実に多岐にわたる子どもたちの発想と発言にご注目ください。
絵を見て話そう みるみるの会
出雲市立神門幼稚園 年長 5歳児
第3回 平成24年2月4日
子どもの気付き
○T「前回の絵を、覚えていますか?」
・「女の子が、お家の中で、遊んでいる絵」
今日の絵を見る
・「白い服を着たおばさんの所に、眼鏡をかけているのがわかる」
○T「おばさんだと、思うのね」
・「おばさんらしいから」
・「本を読んでいる」
○T「何の本でしょうね」
・「バスに乗ってる」 → ○T「どうして?」 → 「どっかに、出かけるから」
・「ここに、男の子が隠れているのか、わからない」
○T「わかる人?」
・「(服が)白いけど、茶色に見える」
○T「答えられる人?」
・「この人は、青い服を着ているけど、良く見ると、紫や緑の入ってる」
・「さっきのね、隠れているのは、赤ちゃんだよ」
・「男の子が、ほうきを持っているように、見える」
・「字が書いてあるように見える。絵本?」
○T「これは、何をしている所かな?」
・「本を読んでる」
○T「周りの人はどんな人?大人?」
・「子ども」
○T「子どもが、何をしているの?」
・「この人が、本を読んでいるから、この人達は、見てる」
・「本を見てるから、一緒に見てる」
○T「この人は、子どものお母さん?」
・「この人が、お母さんで、周りは、全部、子ども」
・「おばあちゃんだと思う」
○T「さっき、お出かけする所、お出かけをするバスって言っていたけど、これは何処?」
・「電車だと思う」 → ○T「どうして?」 → ・「わからない」
・「お家だと思う」 → ○T「どうして?」 → ・「窓が大きいから」
・「外は、草がいっぱい生えている所だと思う」 → ○T「じゃあ、こっち側は?」
→ ・「お家だと思う」 → ○T「外はどうして緑だと思うの?」 → ・「草だから」
・「本の所が、赤と白だよ」
・「電車だと思う。(窓の外に線路の様な物が見える)」
・「(窓の外に)草がいっぱい生えているから、動物園だと思う」
・「ここは、電車だと思う。石とかが、あるように見えるから」
・「お父さんは、何でいないの?」
・「仕事に行ってるから」
・「外は緑なのに、窓の所が黒い」
→ ○T「どうして?」
・「窓のロック」
・「カーテン」
・「帽子が掛けてあることろ」
・「この本はね、食べ物屋さんの表(メニュー)」
・「ここが茶色くて、ふかふかだから、電車だと思う」
・「お店で、“早く決めてよー”って、言ってる」
・「窓の所が黄色」
→○T「何でかな?」
・「鍵がかかっているから」
○T「他の意見はないですか?」
・「この黄色い場所は、物を引っかける場所だと思う」
・「おばあさんの服に、しましまが見える」
【園児の様子で気付いたこと】
○回を重ねる毎に、発言しようとする子どもが増えた。春日先生の問いかけや、友達の話を聞かず、自分の気付きだけを話す子どもが多いが、少しずつ、春日先生や友達の話に耳を傾け、質問に答えようとしたり、「○○ちゃんは、こう言ったけど、私は、~だと思う」と、話したりするようになってきた。
別れの時がやって来ます。夜は送別会の宴が持たれる学校も多いと思います。
さて、今夜も幼稚園の実践報告をUPしたいと思います。
3回目の作品はメアリー・カサットの「孫に本を読むカサット婦人」です。記録は担任の先生です。この日も、園児の生活経験がもたらす多くの発言があったと、のちに語ってくださいました。実に多岐にわたる子どもたちの発想と発言にご注目ください。
絵を見て話そう みるみるの会
出雲市立神門幼稚園 年長 5歳児
第3回 平成24年2月4日
子どもの気付き
○T「前回の絵を、覚えていますか?」
・「女の子が、お家の中で、遊んでいる絵」
今日の絵を見る
・「白い服を着たおばさんの所に、眼鏡をかけているのがわかる」
○T「おばさんだと、思うのね」
・「おばさんらしいから」
・「本を読んでいる」
○T「何の本でしょうね」
・「バスに乗ってる」 → ○T「どうして?」 → 「どっかに、出かけるから」
・「ここに、男の子が隠れているのか、わからない」
○T「わかる人?」
・「(服が)白いけど、茶色に見える」
○T「答えられる人?」
・「この人は、青い服を着ているけど、良く見ると、紫や緑の入ってる」
・「さっきのね、隠れているのは、赤ちゃんだよ」
・「男の子が、ほうきを持っているように、見える」
・「字が書いてあるように見える。絵本?」
○T「これは、何をしている所かな?」
・「本を読んでる」
○T「周りの人はどんな人?大人?」
・「子ども」
○T「子どもが、何をしているの?」
・「この人が、本を読んでいるから、この人達は、見てる」
・「本を見てるから、一緒に見てる」
○T「この人は、子どものお母さん?」
・「この人が、お母さんで、周りは、全部、子ども」
・「おばあちゃんだと思う」
○T「さっき、お出かけする所、お出かけをするバスって言っていたけど、これは何処?」
・「電車だと思う」 → ○T「どうして?」 → ・「わからない」
・「お家だと思う」 → ○T「どうして?」 → ・「窓が大きいから」
・「外は、草がいっぱい生えている所だと思う」 → ○T「じゃあ、こっち側は?」
→ ・「お家だと思う」 → ○T「外はどうして緑だと思うの?」 → ・「草だから」
・「本の所が、赤と白だよ」
・「電車だと思う。(窓の外に線路の様な物が見える)」
・「(窓の外に)草がいっぱい生えているから、動物園だと思う」
・「ここは、電車だと思う。石とかが、あるように見えるから」
・「お父さんは、何でいないの?」
・「仕事に行ってるから」
・「外は緑なのに、窓の所が黒い」
→ ○T「どうして?」
・「窓のロック」
・「カーテン」
・「帽子が掛けてあることろ」
・「この本はね、食べ物屋さんの表(メニュー)」
・「ここが茶色くて、ふかふかだから、電車だと思う」
・「お店で、“早く決めてよー”って、言ってる」
・「窓の所が黄色」
→○T「何でかな?」
・「鍵がかかっているから」
○T「他の意見はないですか?」
・「この黄色い場所は、物を引っかける場所だと思う」
・「おばあさんの服に、しましまが見える」
【園児の様子で気付いたこと】
○回を重ねる毎に、発言しようとする子どもが増えた。春日先生の問いかけや、友達の話を聞かず、自分の気付きだけを話す子どもが多いが、少しずつ、春日先生や友達の話に耳を傾け、質問に答えようとしたり、「○○ちゃんは、こう言ったけど、私は、~だと思う」と、話したりするようになってきた。