光中の実践の生徒の感想をお届けします
画像で以前にお知らせしましたが、生徒の作品の読み取りや感想が届きましたので紹介したいと思います。
生徒の振り返り(この振り返りは「みるみるの会」会員が各校で実践する際にも共有している仕様です。)
A)しっかり絵をみることができた ④14名 ③3名 ②0名 ①0名
B)絵をみてしっかり考えることができた ④13名 ③2名 ②1名
C)自分の意見を言うことができた ④8名 ③3名 ②4名 ①2名
D)友達の意見をしっかり聴くことができた ④14名 ③2名 ②1名 ①0名
E)友だちの意見を聴いて、自分の考えをより深めることができた ④14名 ③3名 ②0名 ①0名
F)このような鑑賞をまたやりたい ④15名 ③2名 ②0名 ①0名
アンケートについては以上の結果でした。このアンケート質問紙は日本文教出版から出版した「みる・考える・話す・聴く」冊子の四つの行為とリンクした質問にしています。みるみるの会オリジナルです。昨年度山口で開催された全国造形教育研究大会周南大会の鑑賞の授業にも採用されていました。山口の先生方とは山口県立美術館が開催したティーチャーズデイのイベントで私たちみるみるの会を招待してくださったことで交流があり、その際に情報交換で示したワークシートを利用してくださったということになります。日文の冊子にも画像で掲載されていると思います。
話が横道にそれましたが、アンケートの結果はおおむね良好と言えます。ほとんどの生徒が最高点の④を付けています。質問(C)について低位の評価を行っているのは「発言」できなかった生徒と思われます。この件については次回の実践で全員の生徒に発言を促すように、こちらが留意したいと考えます。(授業を参観した大学生の意見にもありましたしね。)
では、ゴッホの「椅子」を生徒たちがどう読み取ったのかと、授業後の感想を一部ですが紹介します。
読み取り・・・読み取りについては「どこからそう思ったのか」という根拠がどれだけ示されているかを大切にしています。
生徒には「この椅子を使っているのはどんな人だと思うか?みえているものを手がかりに自分の意見を書く」と指示しています。
女子A)
私はこの椅子を使っているのはいなかで農業をして暮らしている優しそうなおじいさんだと思います。理由は外に置いてあるようにみえたのといすです。いすは木でできていて、手づくり感があって、色からしても私にはとてもあたたかみのあるいすに見えたから、優しそうな人だと思ったし、いなかにあると思いました。
それに、いすが足のところのけっこう汚れているように見えるので、農業をして、少しつかれたときにすわるものだと思いました。上においてあるタバコみたいなものもやすんでいるときにつかうと思ったので、イメージとしておしいさんだと思いました。
男子B)
扉の色が青色だし、床もレンガのような感じなので、ここは日本ではなく外国だと思ったので、このいすを使っているのは外国人、いすの上にパイプたばこがあるので、たばこは男性のイメージがあるし、パイプたばこは今はあまり見かけないので昔から使っているたばこだと思った。だからお年寄りの男性が使っていると思う。このいすは店で売っているようなしっかりしたものではなく木の長さなどが不規則なので手作りだと思った。仕事を辞めた外国人のお年寄りの男性が日曜大工みたいな感じで作ったのではないかと思った。
女子C)
かべとかドアとかは汚いし、ゆかもレンガなのでここは仕事場かなあと思いました。イスの上にたばこが置いてあるのでこの人はおじいさんだと思いました。そして、イスが古く手作りっぽいので、そのおじいさんが初めて自分で作ったイスで、今でも大切に使っているのかなと思いました。このおじいさんはこのイスと一緒に成長してきたんじゃないのかなと思いました。それで、おじいさんは木でいろいろな物を作る仕事をしているんじゃないかなと思いました。なので、うしろの箱に入っているのは材料や道具じゃないかなと思いました。
感想もUPしようと思いましたが、今朝は朝早くから日本代表を応援したので、目が限界です。明日に回します。
乞うご期待!!
画像で以前にお知らせしましたが、生徒の作品の読み取りや感想が届きましたので紹介したいと思います。
生徒の振り返り(この振り返りは「みるみるの会」会員が各校で実践する際にも共有している仕様です。)
A)しっかり絵をみることができた ④14名 ③3名 ②0名 ①0名
B)絵をみてしっかり考えることができた ④13名 ③2名 ②1名
C)自分の意見を言うことができた ④8名 ③3名 ②4名 ①2名
D)友達の意見をしっかり聴くことができた ④14名 ③2名 ②1名 ①0名
E)友だちの意見を聴いて、自分の考えをより深めることができた ④14名 ③3名 ②0名 ①0名
F)このような鑑賞をまたやりたい ④15名 ③2名 ②0名 ①0名
アンケートについては以上の結果でした。このアンケート質問紙は日本文教出版から出版した「みる・考える・話す・聴く」冊子の四つの行為とリンクした質問にしています。みるみるの会オリジナルです。昨年度山口で開催された全国造形教育研究大会周南大会の鑑賞の授業にも採用されていました。山口の先生方とは山口県立美術館が開催したティーチャーズデイのイベントで私たちみるみるの会を招待してくださったことで交流があり、その際に情報交換で示したワークシートを利用してくださったということになります。日文の冊子にも画像で掲載されていると思います。
話が横道にそれましたが、アンケートの結果はおおむね良好と言えます。ほとんどの生徒が最高点の④を付けています。質問(C)について低位の評価を行っているのは「発言」できなかった生徒と思われます。この件については次回の実践で全員の生徒に発言を促すように、こちらが留意したいと考えます。(授業を参観した大学生の意見にもありましたしね。)
では、ゴッホの「椅子」を生徒たちがどう読み取ったのかと、授業後の感想を一部ですが紹介します。
読み取り・・・読み取りについては「どこからそう思ったのか」という根拠がどれだけ示されているかを大切にしています。
生徒には「この椅子を使っているのはどんな人だと思うか?みえているものを手がかりに自分の意見を書く」と指示しています。
女子A)
私はこの椅子を使っているのはいなかで農業をして暮らしている優しそうなおじいさんだと思います。理由は外に置いてあるようにみえたのといすです。いすは木でできていて、手づくり感があって、色からしても私にはとてもあたたかみのあるいすに見えたから、優しそうな人だと思ったし、いなかにあると思いました。
それに、いすが足のところのけっこう汚れているように見えるので、農業をして、少しつかれたときにすわるものだと思いました。上においてあるタバコみたいなものもやすんでいるときにつかうと思ったので、イメージとしておしいさんだと思いました。
男子B)
扉の色が青色だし、床もレンガのような感じなので、ここは日本ではなく外国だと思ったので、このいすを使っているのは外国人、いすの上にパイプたばこがあるので、たばこは男性のイメージがあるし、パイプたばこは今はあまり見かけないので昔から使っているたばこだと思った。だからお年寄りの男性が使っていると思う。このいすは店で売っているようなしっかりしたものではなく木の長さなどが不規則なので手作りだと思った。仕事を辞めた外国人のお年寄りの男性が日曜大工みたいな感じで作ったのではないかと思った。
女子C)
かべとかドアとかは汚いし、ゆかもレンガなのでここは仕事場かなあと思いました。イスの上にたばこが置いてあるのでこの人はおじいさんだと思いました。そして、イスが古く手作りっぽいので、そのおじいさんが初めて自分で作ったイスで、今でも大切に使っているのかなと思いました。このおじいさんはこのイスと一緒に成長してきたんじゃないのかなと思いました。それで、おじいさんは木でいろいろな物を作る仕事をしているんじゃないかなと思いました。なので、うしろの箱に入っているのは材料や道具じゃないかなと思いました。
感想もUPしようと思いましたが、今朝は朝早くから日本代表を応援したので、目が限界です。明日に回します。
乞うご期待!!