養浩館庭園といえば、福井市の中心部にある国の名勝で、もともとは福井藩主松平家の別邸でしたが、戦災で焼失したものの、数寄屋造邸宅や回遊式林泉庭園が復元されています。今では、散策がてらの市民や歴史好きの観光客も訪れるほか、アメリカのガーデニング専門誌では、日本庭園の中でベスト3(2011年は第4位)に選ばれています。
その養浩館庭園、今日3/16と明日3/17の夜は、18時から20時までライトアップされ、入園無料となります。本日行ってきたら、予想以上に良い雰囲気でした。
まず、庭園の周辺および入口からの散策路には、子供たちが絵を描いた絵行燈が置かれ、よい雰囲気を醸し出しています。
庭園内の数寄屋造りの邸宅では、二胡とハープの演奏も行われていました。ちょうど日が沈む薄暮の空に三日月が浮かび、幻想的な光景でした。
庭園の中央部の池は、周囲の植え込みがライトアップされ、湖面に反射しています。
ちょうど、梅の花が咲いており、紅梅・白梅がそれぞれライトアップされていました。
ちなみに、庭園を出たところでは、地元の方々が甘酒屋梅こぶ茶をサービスしてくれています。
夜の養浩館庭園、なかなか魅力的です。H27秋の北陸DCの際はもちろん、他の時もやってほしいと思います。福井の街を盛り上げる良いネタだと思います。