CubとSRと

ただの日記

大吉日

2024年10月04日 | 日々の暮らし
 9月24日(火)

 昼、1時になってやっとSRで二郎(にろう)のパン店を目指す。
 と言ってもパンは二の次。主目的は店内の棚の一角を占める「二郎のジャム」。その中のオレンジマーマレードを買うこと。

 やはり歳を取って視野狭窄になっているのだろう、気が付いたら二郎を通り越してもうすぐ道場(どうじょう)。
 「えっ?二郎にパン店、なかった?」
 「二郎のジャム」の名で生産出荷している兵庫興農も見つからない。
 パン店の筋向いにある大きな工場なのに。

 ジャムと言えば明治屋。もっと高級品ならアヲハタ。
 ・・・と思っていたのだが、数十年前、とても美味しいジャムがあることを知った。それも神戸市内、同じ北区の苺農家の集中する「二郎」にあるらしい。
 偶然その場所に行く機会があって、見てびっくり。大きな工場は雪印の提携工場になっていて道路に面した区画にはアンテナショップまである。ジャムは十種類以上並んでいたと思う。手頃な値段の割に、これまで見たことのない上品で美味しそうな製品だった。

 その工場がない。あんなに大きな工場がいきなり消える?見落とすにしても限度があるだろう。やっぱり視野狭窄だ。
 ごちゃごちゃ言ってないでUターンだ、とにかくパン店、工場どちらも一緒になくなるわけはないんだから、探せ!

 来た道を随分戻ってやっとパン店を見つけた。
 「そろそろパン店が見える筈」と思った頃には疾っくに店の前を通り過ぎていたらしいことに気づく。
 いつもなら駐車場がほぼ満杯なのに、今日は数台しか停まっていなかったことが見落とした理由、としか考えられない。
 
 こんな日もあるだろう、とバイクを停め、店の方を見る。何だか様子がおかしい。店、潰れた?人の気配が全くない。
 いや、窓を拭いている人がいる。店の人だろう。
 けど忙しい中で窓拭き??

 更におかしなことに気づいた。
 筋向いに兵庫興農の工場は確かにあった。こちらも見落としていたということになるが、こちらも何だか様子がおかしい。
 壁に大きなキャッチコピーが描かれてあったのだが、それが壁と同色に塗り潰されている。読もうと思えば読めるのだが、読ませる必要がなくなったと言っているようにしか見えない。

 どうも今日はパン店は休みらしい。
 だが、兵庫興農の方は閉業したとしか見えない。工場の別の壁には、新しく運輸会社みたいな名前が書かれてある。

 今日は大吉日らしいのに、何だかみんな外れている。
 出掛けにハンドルに着けた時計を見ると、もうすぐ3時。1時前に出て1キロも走ってないのに?
 能く見ると秒針が動いてない。これでは予定が立てられない。
 行き掛けだ、生協に行って十五分も待ったら電池交換は終わるだろう。
 ・・・「今日は臨時休業します」の貼り紙。時計なしで行くしかない。

 そして、パン店を見落とし、ジャム工場も見落とし、目的が消滅したので帰宅。

 屋根周辺の修理工事のために組まれていた芸術的な足場は、一日半の予定が明日半日を要することなく完全に解体撤去されていた。大吉日、か。
 
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