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HAYABUSA - Zuruck zur Erde ~ドイツ宇宙紀行 2012初夏~ その2:ヨーロッパへの空の旅

2012-05-15 | 旅行

その1:出発、出国、離陸!からの続き

成田空港を飛び立ったKLMオランダ航空864便は、ぐんぐん巡航高度を上げて雲の上に飛び出し、青空の中で水平飛行に移りました。
この時期は日照時間が長い高緯度帯を太陽を追いかけながら飛ぶ関係で、シベリアを跳び越えてヨーロッパに到達するまで延々と太陽に照らされながらの空の旅となります。



 離陸してからずっと、成田空港の本屋で購入した“宇宙ファンの間で話題の漫画作品”を読み耽っていたのですが(面白くて没頭してしまったw)、コミック単行本1冊を読み終える頃にはKLM864便は既に日本海を渡ってユーラシア大陸の上空へ。
ここから延々と、ヨーロッパの入り口であるウラル山脈まで果てしないシベリアの大地が続きます。


眼下に広がるシベリアの大平原。
まるでどこか別の惑星の周回軌道を翔ぶ宇宙探査機からの眺めのよう。


思わず「エウロパの海の裂け目か?」と想像力が飛躍する、大平原を切り裂く凍った大河。
高度1万m以上の上空から眺める地球は、かくも凄まじい表情を見せてくれます。



さて、KLMに乗るのは今回が初めてなのですが、
まあエコノミークラスの客室の居心地はどこの航空会社でも大して違わないものです(笑)
でもKLMは機体のイメージカラーの水色を客室内の処々にあしらっていて、ちょっとお洒落で可愛い感じがします。ヨーロッパの航空会社は、ちょっとしたデザインで自社の個性を主張するのが上手ですね。

そして航空会社の個性が最も表れるのが、やっぱり機内食!
という訳で次回は、成田からアムステルダムに到着するまでに味わった機内食とスナックサービスについてまとめてみます。

その3:KLMオランダ航空864便の機内食に続く