天燈茶房 TENDANCAFE

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HAYABUSA - Zuruck zur Erde ~ドイツ宇宙紀行 2012初夏~ その15:「ドイツ博物館で昼食を」

2012-06-19 | 食べる
その14:ドイツ博物館の宇宙関連展示からの続き

「世界一巨大な科学のおもちゃ箱」、ドイツ博物館を午前中ずっと歩きまわったので、
すっかりくたびれてお腹も空きました。


みーや★さんのGPSトラックを見ると、こんなに歩きまわってます。
こりゃ疲れる筈だわ(笑)

という訳で、博物館の中にあるカフェテリアに行って、みんなでお昼ごはん。


ドイツのランチといえば、やっぱり白ソーセージ!
もともと傷みやすいので、朝に作った白ソーセージは衛生上の理由で遅くとも昼までに食べるのがドイツのしきたりだったとか。
(衛生的に調理する技術が向上した現在では、売り切れていない限りは夜も白ソーセージを食べることが出来ます、念の為)
バイエルン地方では今でも定番の人気メニューで、この日の「今日のおすすめセット」も白ソーセージでした。


追加で山盛りポンメス(揚げたジャガイモ)とシュニッツェル(ウイーン風カツレツ)のようなもの。
ソーセージとジャガイモ中心の典型的なドイツのジャンクな昼メシ、美味しかった!

さて、お腹が満たされて元気を取り戻したら、
午後はミュンヘン市内にあるドイツ博物館の分館に行ってみましょうかね。…だが、しかし。

その16:ミュンヘン日和に続く

HAYABUSA - Zuruck zur Erde ~ドイツ宇宙紀行 2012初夏~ その14:ドイツ博物館の宇宙関連展示

2012-06-19 | 博物館・美術館に行く

その13:ドイツ博物館のV2からの続き


ドイツ博物館のV2ロケットを取り巻くらせん階段を登ると、その先に宇宙科学関連の展示室があります。

天井から吊り下げられたスプートニク1号の先、入り口の向こうにV2のフェアリング先端が見えていますね。


ロケットの歴史は、やはりこの科学者を抜きにしては語れません。
ヘルマン・オーベルトの肖像と、彼の著書「惑星空間へのロケット」。
V2もこの本とヴェルナー・フォン・ブラウンの出会いから始まりました。


そしてオーベルトと並ぶもう一人の孤独な先駆者、ロバート・ゴダードの液体燃料ロケット。
V2の洗練された流線型の美しさとは対極にあるような奇妙な姿ですが、
早すぎた天才の宇宙への想いと情熱が込められた、これが液体燃料ロケットの元祖です。


ずらり勢ぞろいした、米露欧のロケットたちの模型。
日本のミューロケットやH-IIロケットシリーズの模型も仲間に入れといて欲しかったな。




ヨーロッパ各国が共同で開発を進めるも、結局打ち上げを成功させる事が出来ず開発が断念されたロケット、
その名も「ヨーロッパ」の、ドイツ製第3段エンジン。

ロケットや宇宙機の展示以外に、天文学に関する展示室も充実しています。




天文学の部屋を出ると、そこは博物館の屋上でした。


宇宙科学関連の展示だけでもちょっとした博物館ひとつ分以上、
とにかく圧倒的なボリュームのドイツ博物館。
まだ全体の展示のほんのさわりを見ただけですが、もうクタクタ。お腹も空いてきました。
館内のカフェテリアでランチタイムといきましょう。

その15:「ドイツ博物館で昼食を」に続く