天燈茶房 TENDANCAFE

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HAYABUSA - Zuruck zur Erde ~ドイツ宇宙紀行 2012初夏~ その18:超特急Inter City Express

2012-06-25 | 実況
München Hbf


その17:ホーフブロイハウスで乾杯!からの続き

2012年5月1日(火曜日)

朝8時、ホテルをチェックアウトしてミュンヘン中央駅へ。
今日は朝から列車移動です。

乗車する列車は…これ!

ドイツ鉄道(DB)が世界に誇る超特急、高速列車ICE(Inter City Express)です!

プラットホームからICEの車体をじっくり眺めるために、今朝はちょっと早めに駅にやって来ました(笑)


車体デザインはドイツらしく質実剛健、白地に赤ラインが入っただけのシンプルなものですが、
型式番号やメーカーロゴがギッチリ書き込まれた様子はどことなくJR九州の車輌を連想させます。

そして、編成内でひときわ目を引く車高の高いこの車輌…



食堂車です!
ヨーロッパ各国の高速列車は供食サービスをどんどん合理化していて、
食堂車を廃止して機内食のような簡素なケータリング式のものに移行する傾向がありますが、
DBのICEには今でも立派な食堂車が健在の編成が存在します。

この食堂車に行きたくて、実はまだ朝食を食べていません(笑)
発車したら食堂車に食事に行きましょう。楽しみ…

発車時刻が近づきました。そろそろ車内に入りましょう。
奮発して1等車を予約してあります。



1等車の車内は、横3列のゆったりしたレイアウト。
座席は硬めの本革シートで、とにかく座り心地が良いのです。
テーブル付きの向かい合わせ席を予約することが出来ました。グループ旅行には嬉しいですね。

8:28、ベルリン東駅行きのICE690はミュンヘン中央駅を定刻に発車。
車内検札が済んだら、すぐに食堂車に向かいます。


(動画撮影:みーや★さん


ICEの食堂車は、車体中央に厨房があって両側にレストランの客席があるという贅沢なスタイル。
さらに食堂車は1等車と2等車の間に挟まれて連結されており、
1等車側にはテーブル席、2等車側にはカフェテリア風とそれぞれ内装の異なる客席が用意されています。
これは2等車側、ソファーに腰掛けて気軽に軽食や飲み物を楽しめそうです。

我々はせっかくなので、優雅に1等車側のテーブル席に着きます。




モーニングメニューの、りんごジュースとサンドイッチをいただきました。
さすがドイツ、サンドイッチのバゲットがしっかりしたドイツパンで美味しかった!
…向こう側に写っている黒パンは、本格的過ぎてちょっと苦戦しましたが(笑)


朝食を終えて席に戻る途中、デッキで見かけた情報表示端末。現在の走行速度が出ています。
バイエルン地方の山越えルートを走行するので、それほど超高速で走っている訳でもないですね。



午前11時半、ICE690はマンハイム中央駅に到着しました。


到着したプラットホームの隣には、新しいバージョンのICE-3が停車しています。
ここはフランス国境にも近く、多くの列車が国を越えて行き交う賑やかな駅です。

さて、マンハイムに着いた我々は予約していた駅前のInterCityホテルに荷物を預けて、
今日の目的地に向かいます。
…今日も、ドイツの凄い博物館に行きます。
そこは乗り物大好きな人にとっては、夢のような迷宮のような、とんでもない場所です。

その19:シュパイヤー技術博物館に続く