今年も淡川八幡宮の御弓神事が始まっている。
私は、25年ほど前から助教、師範として携わらせていただいている。
約1週間の間に奉仕者の青年に作法の指導をする。
地域の青年が、地元の人たちのお世話になりながら一生懸命に練習をする。
世代間の連携が叫ばれる中、うまく連携を保ちながら共同作業が行われる。
毎年、奉仕者を約10人指導する。25年なので250人ぐらいである。
小学生から社会人まで。
地域のなかで、はぐぐまれる地域力、素直で熱心な子どもたち、地元の人がそして大人が
見ていてくれ応援してくれる力を受けて、一生懸命になる。
本来、子どもたちは何でも吸収してくれる。良いことも、悪いことも。
地域力大事だと思う。
県指定 重要無形民族文化財 御弓神事は、2月11日当、八幡宮で午前10時からと午後1時から執り行われる。午後3時には、餅撒きがある。
撒くのは、奉仕者の青年4人。
青年には言ってある。
餅をひらう人の顔を見てご覧と。
みんな、笑顔だよ。みんな、幸せな顔をしているよと。
この時、青年たちの顔も笑顔である。4人がそろって笑顔である。
この時、指導をして幸せを感じる。いつも、奉仕者に、そして地域の人々に感謝している。
このような機会を与えていただいて。
10日は、勝雄の不動の滝にて奉仕者と私たちが、ふんどし姿で滝つぼに入り禊を執り行う。
皆さん、時間が許せば是非お越し下さい。
この日は、雨でも雪でも青年は体をはって神事を執り行います。
ps、この神事は宮中で執り行われた神事が原型となっており、文化財として県指定になっているのは、全国で3箇所しかないとのこと。
私も、弓を触るので段位を進められ、20歳の頃初段を取得した。時間が出来れば次を目指したい。
地元、志染の三津田と戸田は淡川八満宮の氏子である。
その昔、志染の庄淡川村であったと聞く。