チャイルド・ケモ・ハウスの理事の方から民主党本部で
「新しい公共」づくりをめざした市民と民主党の政策
形成プロジェクトの案内を頂いたので、参加してきました。
連合総合政策局長や日本子どもNPOセンター理事等5団体による
発表があり、その後、意見交換会が行われました。
連合からは「子育て基金」の提言で税財源で確保し、中央で一括管理
をする。現物給付は地方で管理をする。
そして、制度漏れもない社会にしていくとありました。
又、各国の子ども・子育て関係及び高齢者社会の対GDP比では、日本は
もっとも少ない国の一つであると言われていました。
日本の高齢者支出 8.6%に対し、子ども・子育て関係 0.8%
スウェーデンの高齢者支出 9.6%に対し、子ども・子育て関係 3.2%
といった具合に、子どもにかける社会支出がいかに少ないかと説明がありました。
又、違う団体からは、家庭訪問型子育て支援の報告がありました。
学校での児童達の生活があまりにも悪いのでなぜかと考えると
家庭での環境にあるのではないかと。
妊娠中に家庭に訪問したり乳幼児期に訪問することで、虐待の防止や
乳幼児期の人格形成に努めているとの説明がありました。
多岐にわたる諸問題を抱え、多くのNPOがそれに取り組んでいます。
これからは、全国的に少子高齢化が進み民生費や扶助費といった支出が
益々増大する中、右肩上がりの時代のように、あれもこれもと言った時代から
あれかこれかといった選択が始まります。
今を受け入れ、意識を持って社会基盤の新たな整備を皆様と共に考えて
いきたいと思います。
ここに、参加できたのも新たな繋がりから・・・。 ご紹介ありがとうございました。