三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

教育長人事

2018年03月30日 | 議会

このブログで非常に多くのコメントを頂きました教育長人事についてです。

 

結果として、西本教育委員会教育長職務代行者兼教育企画部長兼こども未来部長が

教育長として賛成多数で同意されました。

 

賛成した議員→初田、草間、吉田/堀、泉/内藤、松原/岸本/古田(敬称略)

反対した議員→大眉、板東/藤本、中尾/加岳井/大西(敬称略)

 

私は、7月からこれまでの長期に及び教育長不在については、

早急に解消する必要があると考えますが、

過去の経緯から考えるとこの度の教育長人事は妥当ではないと考える事から反対をしました。


昨年、市長選の争点となった幹部慰労会問題後、

職員賞罰審査委員会の結果を待って、

西本部長を教育長にと考えていたのではないかと安易に推測出来ます。


私は、市長が9か月間も教育長ポストを空白にした一方で、

副市長人事については早急に実行しました。

どちらも優先順位があるものではないと考えますので、

この度の教育行政(子ども達の未来)を疎かにしてまで人事を優先した責任は大きいと考えます。


教育優先ではなく、自らの組織固めを最優先しているように思えてなりません。



以下、この度3月議会(3月8日)で教育長不在について、市長及び西本部長に質問しています。

下記は、その時の概要です。


教育長人事の決定時期について

市長)教育長が長期にわたって不在であることは好ましくないと考えている。

この場をお借りして深くお詫びする。

任命については適切な時期に議会に提案するのでご理解頂けるようにお願い致します。

 

大西)適切な時期は過ぎている。副市長承認時か、次の議会でもよかったのではないか。

 

大西)好ましいと考えていないなら適切な時期は何時か?

適切な教育長人事に充てれる人がいないのか?それとも今探しているのか、打診しているのか?

もう一度答弁を頂きたいと思います。

市長)適切な時期にと言う事でご理解頂きと思います。

 

大西)私たちの思いを最大限に強く受け止めて頂いて早急に適切な人材の教育長を選んで頂きたい。

 

西本部長)問題点については合議制機関であるので、その都度協議を図りながら解決してきた。

(保育料算定ミスの大きな問題を内部に抱えていながら当時はこの様な発言をされていました)

 

教育委員会から教育長を早く決めろ。と言う話はないか?

西本部長)委員会としては早期に早期の就任を願っているのが総意です。

 

大西)不足の事態が予測出来ない時にくるので早期に決めて欲しい。

 



保育料算定ミス 議会閉会日でも市長、教育長の謝罪は無

2018年03月30日 | 議会

昨日の閉会日(29日)に

4号議案、11号議案、16号議案、27号議案について反対討論をおこないました。


その最後に、現在問題になっている保育料算定ミスによる保育料の高額な請求について


下記を読み上げました。

先日、テレビニュースや新聞でも報道されました保育料の算定ミスについて、

過去のミスにより積もった保育料の高額な請求が突然送付された市民から、

三木市に対してお怒りの声を聞きます。最高額では30万円と聞いています。


この問題の発生時や事後の対応については、

再発防止の観点から全市的な問題と捉え原因究明をお願いすると共に、

請求先の市民の皆様に対しては、

誠意ある対応をとって頂けるように

市長及び担当部長に強くお願いしまして反対討論を終わります。


反対討論の通告に無いと言うことで議長から本会議中に注意を受け、

その点については反省しました。


しかしながら、ここに至るまでの市民や議会に対する疎かな対応について、議員として発言する機会がない事からあえて発言しました。


その後、新教育長の挨拶・市長の閉会挨拶の中でもこの問題に対する反省や謝罪は無く、愕然とするばかりで、その姿勢が教育に対する姿勢、子育てに対する姿勢かと考えると残念でなりません。

今後、その時その時のご都合で市政運営がされないように注視していかなければならないと強く感じ、閉会をむかえました。

 


保育料算定ミス 議会に説明予定なし

2018年03月30日 | 三木市政

この度の保育料算定ミスについて、

29日(本会議閉会日)に議長の計らいで当局に説明を求め、議員総会が開催されました。

西本部長始め担当課長からの報告があり、長時間にわたり各議員から質問がされました。

 

まず、始めに西本部長から議会への報告が遅れた事に対する謝罪、

個別の対応については丁寧に進めていきたい。等、謝罪からはじまりました。

 

各議員からは、組織的な問題であり、確りと改める方策を検討する必要があり、

この度の対応については、真摯に対応しているとは言い難い。

 

企業なら、一軒一軒説明に回るのが普通だと思うが、

そこまでの対応がされないのは上から目線でしかない表れである。

 

等の意見がありました。

 

また、議会への説明責任について問うと、9月の問題発覚時には説明を行っているが、

この度は記者発表資料を議員のポストに投函して済んだと考えており、説明する予定は無かった。

と西本部長から説明がありました。

 

非常に大きな問題になっているにも関わらず役所の認識不足と

危機管理能力の欠如について強く反省を促しました。

 

現実には、郵送及び配布される前に、教育委員会定例会で報告され議論はされていますが、

郵送される前に議会への説明を行う予定もなく、思い当たらなかったと言うことです。

議会軽視も甚だしいものです。

 

市民や議会ではなく、お役所目線での対応(上から目線)しか出来ない組織の瑕疵はあまりにも大きいと考えます。

 

そもそものミスについて、

①     26年の役所の指示ミスで委託会社に指示が伝わっていなかった。

②     指示は口頭で行っており、指示書や協議書等の類のものでは行っていない。

尚、299月のミス発覚時以降、委託会社への指示は口頭で行っています。


現在の社会情勢から考えると、書面による指示が妥当と考えますが、

昨年9月の問題発覚時にも行われなかった事になります。

今後、改善をするように求めました。


また、これからの市民への説明責任については、

ご理解頂きやすいように資料を作成し、

連絡や説明会の開催を行えるように進めるというものです。

 

市民対応に対して関係職員だけでは満足いく対応が出来ない(人員的に)と考えることから、

システムの入替え作業開始時平成26年当時の課長始め関係者も動員し、

市民に接するように要望しましたが、

人員の確保も難しい為、現状で対応するというものです。

 

人材がいないのは理解しますが、

リスクマネジメントが組織として行われていないことに

危機感を感じると共に更に注視していきたいと考えます。


この度の議員総会では、教育委員会の市民意識の欠如が垣間見られ愕然としました。

今後、体制の改善を図るように議会としてもジャッジしていきたいと思います。


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