三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

淡河神社にて御弓神事が行われます (2月11日)

2020年02月07日 | 日記

今日の三木市は冷え込みましたが、皆さんお元気にされていますか?
私は、新年早々入院。先日は、家内が緊急で入院(もう退院しましたが)。
で、息子にこんな時は重なるから気をつけなければ。と話していたら、家内が入院中に母親が消防にお世話になり救急搬送・・・。

皆さん、お気をつけてくださいね。


毎年、この時期になると、神戸市北区の淡河神社で開催される御弓神事のご紹介をさせて頂いていますので、今回も。

下の写真は、今年の練習風景です。

淡河神社では氏子の集落が4つに分かれており、4年に1回順番が回ってきます。


三木市ではありますが、志染町三津田と戸田も氏子になります。
今年は、三津田と戸田が当番で、その村の児童4人と青年4人、前回経験した2人の青年が加わり神事が行われます。

この度は、2月1日に初顔合わせがあり、稽古を始めました。
その後は、連日学業が終わってから、夜遅くまで淡河神社弓道場で弓を射る練習と神事を学んでいきます。

私が、神事を指導し始めてから35年。あっという間に時間が経ってしまいました。
指導した子ども達は、少なくとも350人に。

2月10日は場均し(予行演習)この日は、13時から本番さながらの衣装を纏い神事を実演し、終了後15時からは丹生山の不動渓谷(勝雄)で青年達4人と助教2人と師範(私)の7人で禊を行い、夜は戸田地区の公民館で奉仕者と私で斎宿を行います。
そして、神事当日の2月11日は、10時30分から「宮入の儀」が拝殿で行われ、続いて青年達が弓を使い無病息災や五穀豊穣を願い古式の神事を行います。
(この神事が始まってから今回で798年目です)

その御弓神事が終わった後に、15時頃から青年達4人による「厄除けの餅まき」が行われ、一連の神事が終わります。

毎年、お知らせしている事ですが、作法を覚えて神事を無事終える事も大事ですが、
そこまでの間で地域の方々が青年達の為に一生懸命に尽くして頂けること。
それに応えるように青年達は一生懸命練習をします。
その中に、歳は違えど同じ学校に通った者同士、久しぶりに会う仲間です。
何気ない世間話に花が咲き、チームワークが出来ていきます。
そして、厳寒の滝で共に禊をし、共に同じ釜の飯を食い、本番の神事に臨みます。
多くの参拝者が見守る中、緊張した面持ちで二人一組で行います。

それが終わると、餅まきです。
緊張していた顔が、みんな一斉に笑顔に変わるのです。
私は、この時の彼らの素晴らしい笑顔を見る事が何よりの幸せです。

彼らは青春の1ページで地域の一員として、とても貴重な体験と達成感を覚え大きく成長してくれます。
地域が育み、地域で育つ。その一翼を担えることに感謝し、多くの皆様のお越しをお待ちしています。

 

禊の様子です(2013年) ↓ ↓ ↓ ↓

https://youtu.be/JGVLyiex7Xs

御弓神事の様子です ↓ ↓ ↓ ↓

https://youtu.be/Ab0TWrsTpAk

 



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