総合体育館について教育委員会での議論の内容を抜粋してご紹介します。
【議案第２１号】「（仮称）三木市立総合体育館」建設基本計画につ いて
○松村文化スポーツ振興課長が次のように説明した。
「（仮称）三木市立総合体育館」建設基本計画について、これま で数回にわたる協議を重ねてきたが、
三木市教育委員会の権限に属 する事務の一部の教育長への委任等に関する規則第２条第１号の規 定により、
委員会の議決を求める。
（里見委員長）漢字とひらがなで表記が統一されていない部分があり、 修正が必要である。
また、１９ページの建設スケジュール（案） について、これまで行ってきた建設基本計画の策定という項目も、
非常に重要な事項であるから明記すべきである。
（松本教育長）２月１０日に、臨時教育委員会において、本計画につ いて協議していただいた。
翌１１日に建設検討委員に集まっていただき、建設費のことについて説明した。
人件費等の高騰もあり、 ３０％ほどアップしているため、
その点について説明し、共通理解をしている。 ←市民との合意形成もされていない状態で
３０％も建設費がアップ（3億7000万円）。中止や凍結と言う選択肢は無いのか？
皆、他人事で最終的なツケは市民に回るのでこの様な説明だけで終わってしまうのでしょうか。
これを、自分の懐と考えるとそう簡単に結論は出ないと思うのは私だけではないと思います。
委員長が、議案第２１号について採決を行い、一部表現を修正の うえ可決された。
市民の総意または大半の考えに基づく結論とは言い難い。
仰るとおりです。
只、役所の何時もの言い分は、教育委員会は予算権は無いが、建設すると言う方向性を決定したと理解に苦しむ言い訳をして逃げます。
上記についても、一定の事実は理解しますが・・・。
流れ的には建設にあたってはまだ予算化されていませんので、議決されたのでではありません。
建設にあたっての設計費が可決されましたが、設計費が可決されると言うことは、建設ありきの議論になりかねないので、私は市民に理解を求めた上で予算を可決するべきと、予算を削除した修正動議を提出しました。
教育委員会は、体育館の建設検討委員会の意見を受けて議論をされています。
建設するにあたっての議論ですが、ここでは、反対の意見があっても当然だと思うのですが。ないようです。
建設検討懇話会、建設検討委員会、教育委員会、議会と沢山の会議を潜り抜けることによって責任の所在を不鮮明にし、最終的には次代を担う市民に負担を押し付けることを平然と画策する。まるで、国立競技場と同じように。
議会でも確りと皆様にお伝え出来るように議論を重ねていきたいと思います。
三木市の現状と将来は絶望的である。
仰るように、まち全体がギスギスしていますよね。
私は、役所が先導してそう言った対立軸をつくるのが許せないんです。
議会では、多数を占めた側の意見が通りますが反対の意見も確りと発信しなければならないと思っています。（多数に飲み込まれないためにも、そして、次代に責任を果たす為にも）