三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

関西国際大学の看護学科誘致に関して

2011年10月23日 | 議会

関西国際大学の看護学科誘致に関して

 

昨年8月より、三木市が大学と進めていた看護学科の誘致に対して、

この度の9月議会で大学の建設費用約¥10億円のうち1/2の¥5億円の支援が可決。

合わせて設計管理費用3500万円の1/21750万円の支出も可決されました。

 

水面下で進めた理由及び誘致の目的などは下の資料をご覧下さい。

 

     

 

6月議会では予算についての提案などはありませんでしたので、

一般質問が行われました。

 9月議会では上記予算案が提案されましたので、

本会議並びに総務文教常任委員会で議論されました。

 

常任委員会では、巨額の投資先のご意見や計画を聞いて判断材料の一つとする為、

大学側の参考人招致を提案しました。


反対の意見として、当局から十分説明を受けており参考人の招致は必要ない。

大学側に圧力をかけることは出来ない。

等の意見が交わされ、採決が行われました。


起立採決の結果、参考人招致に反対:永尾議員、初田議員、松原議員、泉議員の計4

賛成:藤本議員、大眉議員、中尾議員、大西、の計4

可否同数の為、委員長裁決で反対の採決を行い、参考人招致に反対が計5名になり否決。

 


続いて、大学関連の予算について予算の削除を求めた提案を提出。

理由:当局からの具体的な政策及び客観的な調査資料など、費用対効果が示された資料の提示が無いうえ、大学側の意見を聞くことが出来ないので、賛否についての判断が出来ない。

上記に対する反対意見:大学、三木市、企業団の3者で協定書(契約書)を結んでおり反対することで三木市の信用がなくなる。反対の為の反対はいけない。

等の意見が交わされ、採決が行われました。

結果、参考人招致の時の採決と同数で、

予算の削除に反対:永尾議員、初田議員、松原議員、泉議員の計4

賛成:藤本議員、大眉議員、中尾議員、大西、の計4

可否同数の為、委員長裁決で反対の採決を行い、参考人招致に反対が計5名になり

否決

 

上記の結果、本会議での委員長報告は下記の通りです。

 委員会報告

2 審査経過 

本委員会は去る9月14日に開催し、当局より詳しく説明を受け、慎重に

審査した結果、第39号議案及び第40号議案については、全員一致をもっ

ていずれも原案のとおり可決された。 

また、第42号議案については、委員から参考人の意見を聴いた後に採決

されたいとの申出があったが、採決で可否同数となり委員長裁決により申出

は否決された。次に、第42号議案に対する修正案が委員から提出され、採

決の結果、同じく委員長裁決により否決されたため、第42号議案の原案に

ついて採決を行った結果、可否同数となり委員長裁決により可決された。 

なお、審査の過程において委員から、スポーツ推進委員がスポーツ推進の

ための事業実施に係る連絡調整にも努められたい。

  統合により現在のみなぎ台幼稚園がよかわ幼稚園となることから、施設整

 備に努められたい。

  また、虐待予防のため関係機関と密接な連携を図るとともに、市民に対し 通報義務の周知に努められたい等の意見、要望があった。

  このほか、関西国際大学(仮称)保健医療学部設置に関する経費について

 は、大学関係者から運営に関する意見を聴いた上で判断すべきであるという

 意見に対して、本会議及び委員会で当局から答弁があり十分議論しているの

 で、意見を聴く必要はないとの意見があった。

  また、一般会計補正予算中、関西国際大学(仮称)保健医療学部設置に関

 する経費を削除する修正案については、大学関係者の話を聴くなど議論が必

 要であり、現時点で予算計上は必要ないとの意見に対して、新学部は市の活

 性化に必要で、協定書に基づくものであり削除する合理的な理由がないとい

 う意見があった。

 


続いて、本会議でも予算の削除を求めた提案を行いましたが、起立採決の結果否決になりました。

 

削除に反対:公明党3人、三木新党・市民クラブ7人(内、議長は省く)計9

賛成:公政会6人、共産党2人で計8

5億円の支援が可決。合わせて設計管理費用3500万円の1/21750万円の費用も可決されました。

 

私は議案の賛否に対して、提案者が事業計画書を私たちに示した上、議論を行い血税の

使い道を明らかにすると同時に、市民の皆様に納得してもらえるような議論及び提案を

していきたいと活動していますが、その情報があるのか?ないのか?また、行き当たり

バッタリなのか?議会というテーブルに出されないままに議決される現状を市民の皆様

に伝えていくと共にこれからも確りと追求していきたいと思います。

 

先日の神戸新聞朝刊に掲載されていた県立看護学校廃校についての記事も添付します。

又、上記関西国際大学部分に関して総務文教常任委員会の録画中継をしていますので、お知らせ致します。

総務文教常任委員会で私立大学に支援することについて議論しました。

その内容を御覧頂ければと思います。

http://www.gikai-web.com/dvl-miki-i/2.htmlより

総務文教常任委員会:市長部局:スクロールして2ページ目1時間5分前後より1時間35分頃まで御覧いただければと思います。

 



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