下記は30年度当初予算
バス会社に支払う予定の助成金や補助金などです。
その合計は約4億5,400万円
三木市人口78,000人として、市民一人当りに換算すると→5,820円/人(赤ちゃんから高齢者まで)
生産年齢人口43,600人(15歳から64歳)として、一人当たりに換算すると→10,400円/人を負担していることになります。
これは、単純に比較しただけですが大きな負担には違いありません。
因みに、北播磨総合医療センター行のバス(直通バス)は当初年間赤字補助金2億5,000万円でした。
当時、私も含め少数の議員が反対しましたが、残念ながら結果として可決されてしまいました。
(私は、賛成した議員の主張は今でも忘れる事が出来ません)
その直通バス分、2億5,000万円を生産年齢人口で割ると→5,700円/人です。
つまり、10,400円ー5,700円=4,700円→直通バス運行前のは4700円/人だったものが、直通バス分5,700円/人が増額して10,400円/人に跳ね上がって今いました。(生産年齢人口で算出)
参考に下記、バス運賃補助金5,000万円は市内運賃一律制により乗客が乗ったその分を運賃補助するものです。
乗れば乗るほど赤字補助金が支出されます。
例えば、私はバスに乗る機会がほぼありませんが、年間で10,400円/人、負担(生産年齢人口で計算した場合)していることになります。若しくは、小学生の息子も含め家族全体の負担は、約35,000円です。
参考に、数年前に三木市がバス会社に支払っている補助金の総額順位は、1位が姫路市。
三木市は3本の指に入っていたそうです。三木市人口78,000人:姫路市人口533,000人
私は、公共交通は必要不可欠だと思います。そして、立場の弱い人にはその他の人が支援するのが当然だと思いますが、受益者負担の原則もあります。
次年度より、全体的な公共交通網の見直しを行う予定ですので、優先順位をつけて次世代に先送りするような負担の無い公共交通網の構築に共に取り組んでいきたいと考えます。
30年度当初予算(事務経費等は下記には含まれていません)
福祉パス等助成事業(高齢者)3995万円
福祉パス等助成事業(障がい者)100万円
負担金補助及び交付金
赤字バス運行維持対策補助金36200万円
バス運賃補助金5000万円
路線バス運行補助事業負担金769千円
しかしながら、毎度に緑色のバスに出会うが、空の状況や乗客が1~2人程度の場合が極めて多い。
要するに無駄な運行と思える。
無駄なものに税金を投与しつづける必要があるのか?。
対費用効果など正確で正直な数値を市民に公表するよう市側に求めていただきたい。
本来なら小野市に統合病院を建設するかわりに三木市民の便宜を図るためのバス運行費は小野市の責で支出せよというくらいの交渉力がウソツキ藪本には全く無く小野市長の前では赤子同然の状態だった。
その失政を取り繕うために三木市民の税金2億5千万円を使って直通バスを運行させたことが二重の失政だ。
それに加え、公民館や直通バスに再診予約機という無用の長物を整備しここにも税金の浪費があった。
そのうえ、直通バスの転回場所の整備費や再診予約機の運用のための人件費等々まで発生した。
このような市税の無駄遣いを未だチェックも反省も出来ない大西議員と一部の議員以外の市議にはうんざりだ。