昨日は、小野市にあるエクラで加東農業改良普及センター主催で、
令和6年度 北播磨地域集落営農組織研修会が開催されましたので
参加してきました。
ほとんどの方が、事前申し込みされており、当日参加は数名で
私も当日参加で、興味津々での研修会でした。
先ず、講演では滋賀県法養寺で平成4年に集落営農を立ち上げられた
農事組合法人サンファーム法養寺の上田栄一氏によるご講演。
続いて、質疑応答の後4班に分かれてのグループディスカッション
各班とも参加者は、各営農組織でご活躍されている方や、
これから取り組んでいきたいと
考えられている方(約30名)
そして、JAや各自治体の担当者(20名)の方々で、熱心に現状や
意見交換がされ、私も当事者として参加させて頂き、地域での活用の糧に
したいと思いました。
講師の上田氏の話や参加者の話を拝聴するに、それぞれに細かな課題は
有れど、大きくは後継者不足、農業で生活出来ない(利益がない)、
獣害対策、荒廃農地の増加と大きな課題はどこも同じです。
地域で出来る事に限りはありますが、地域や食、そして先人達が残して
くれた宝ものを守る為の取り組みに皆様がご尽力されている事に感銘を覚えました。
行政視察に行った先でも同じ課題である事から、大きな枠組みの中で国の姿勢や対策が
問われている現状に、強い危機感をもって対策を進めるように訴えて参りたいと思います。