市民の声さま、コメントありがとう御座います。
私も以前から調査していた案件ですので、頂いたご意見を参考に事実確認の調査を進めていきたいと思います。
と言うことで、市民の声さまから頂いたコメントをご紹介致します。
三木市方式粉飾決算の概要 (市民の声)
2013-09-28 09:09:44
大西議員さんに触発され、三木市の決算書等から公表資料の矛盾を指摘するうち、そもそもの会計処理に矛盾(不正)があることが分かりました。
今日、ここに公表しますので、大西議員さんに調査をお願いします。
草莽の民さん、拡散していただけると幸いです。
私達の声はあまりに小さい。
この声が多くの方に届くことを望みます。
2013-09-28 09:14:57
減っていなかった三木市の借金
三木市方式粉飾決算の概要
薮本市長の一期目からの選挙公約「借金100億円減らします。」を達成するために、三木市の内部でどのような会計処理が行われ、決算が粉飾されたかが明らかになりました。
今日はこのことをご紹介します。
さて、三木市の決算発表、広報の公表資料では、三木市では平成17年度末から平成21年度末までに、市全体の借金残高が720億円から613億円に減少し、合計で107億円の借金が減少したことになっています。
平成21年度末の借金残高の内訳を見ますと、
一般会計332億円、
病院会計14億円、
(水道会計0.5億円、)
下水道事業会計267億円、
合計で613億円です。
(平成21年度 歳入歳出事項に関する明細書 財産に関する調書 三木市 より)
さて、ここで疑問が浮かびます。病院事業会計はこの当時、倒産寸前、一時借入金だけでも、13億円借り入れがあります。
この公表資料が事実だとすれば、三木市民病院は一時的な回転資金不足に陥っていただけで、これさえ解消できれば、確定的な危機は乗りきれていたことになります。
ところが、この資料は事実とは異なりました。
平成21年度の三木市民病院決算書をみますと、
他会計借入金が11億円、
一時借入金が13億円、
企業債が14億円、
資本金に分類される他会計借入金が8億円、
合計46億円の借金があります。
ところが、三木市が公表している「三木市全体の借金」のうちの病院会計借金は14億円。
つまり、病院事業が持っている32億円分の借金を、借金として計上していないのです。
この分を正しく借金として計上しますと、三木市の借金減少額は(720億円から645億円となり)75億円です。
平成21年9月の広報にも載っていますが、三木市はこの間に、30億円の基金を減少させています。
平成17年度末から平成21年度末の間に、三木市は75億円の借金を減少させたけれど、30億円貯金を減らした。
つまり、純粋な資産における負債(=借金)の減少額は45億円しかなかったのです。
合併直後で、合併特例のアメ(国から特別にお金をもらえる)を充分に受けている期間に、45億しか借金を減らしていない。
これは異常な事態です。(この話はまた後日に出します。)
さて、次は、なぜ、三木市が市民病院の借金を少なく見せかけることができたか、という解説に入りましょう。
通常、「借金」という言葉は、「自分以外の者から借りているお金」全般を指すものです。
ところが、地方自治体の借金「地方債」という言葉は、広義の「借金」とは違い、「地方自治体が一会計年度を越えて行う借り入れ」を差します。ですから、同じ借金をしても、「他会計借入金」や「一時借入金」は、「地方債」には含まれません。
三木市はここを上手く利用しました。
「(1)借金の一部(13億円)を一時借入金にすること」と「(2)借金の一部(19億円)を他会計借入金にすること」で見せかけ上の借金を減らしたのです。
まずは、「(1)借金の一部(13億円)を一時借入金とした手法」について紹介します。
市民病院の一時借入金は、平成19年度に7億円が年度末にも解消できなくなってから平成23年度末に19億円に膨れ上がるまで、一度も解消されることなく増え続けていきます。
この場合、回収の見込みの無い長期の運転資金を一時借入金として処理してするのが適正な会計処理か、という疑念が浮かびます。
しかし、一時借入金という形態をとれば、それは借金であっても、三木市の「地方債」として計上しなくてよくなります。
本来ならば、地方債として債務の認識(金融機関から借り入れている)をすべきところだったが、これを地方債にすれば、借金100億円減少は叶わなくなる。だから一時借入金として放置した。一時借入金が膨れ上がっていった背景にはこのような事情があろうと推測されます。
一時借入金は一般的に地方債よりも利息が高く、一時借入金の会計間飛ばしを行っていた夕張市の財政悪化の要因のひとつに「利率の高い一時借入金を放置した事」があると言われています。地方自治体は、本来、一時借入金を年度を越えて持っていてはいけないのです。
もうひとつ余談ですが、三木市民病院が県下一、経営が悪化した背景のひとつに「流動比率の悪化」があります。
平成19年度にあと5億円資金援助をしておけば、重要な指標(流動比率等)は県下で最悪となるまでは悪化せず、その後の坂道を転がり落ちるような転落は防げたものと思われます。ここに、資本注入のタイミングと金額を見誤った三木市の経営判断の大きな誤りがあったことを決算書は指し示しています。
さて、次は、「(2)借金の一部(19億円)を他会計借入金とした手法」についてご紹介します。
ところで、他会計借入金を地方債として計上しないことはさほど問題ではありません。
しかし、他会計からお金を借りる方法については大きな縛りがあります。もともと、地方自治体が持っている資金は、何らかの目的のために集められ、もしくは積み立てられたものであり、市長や役人が、自分の権限で勝手に流用していいものではありません。
最近、地方自治体の財政状況を不明瞭にする、として問題になっている運用のひとつに「特定目的基金の年度を越えた組み替え運用」があります。
三木市がやっているのがこれです。
どこかの会計で運転資金が不足している場合に、特定目的基金を一時的に(年度内に)貸し借りすることは許されていますが、年度を越えることは許されません。
理由は前に述べたとおり、特定目的の基金を勝手に流用してはいけないからです。
国政でも似たような話はでますね。復興支援のために国民から徴収した税金を、他の目的に流用してはいけない、ということです。
年度内に貸し借りをする程度ならば許されるが、長期にわたる貸し借りを行えば、お金の動きが不明瞭になってしまうので、やってはいけない処理だと。
ただし、この場合も、議会の議決を経て、当面違う目的に運用します、という了承を得た上で、運用の状況を明らかにできていれば、年度を越えた組み替え運用も可能です。
何が何でも禁止ではなくて、理由を説明できて、運用の状況が明らかならばいいんです。
では、三木市の場合はどのように他会計から資金を調達し、その状況を発表しているか。
平成21年度末の貯金は、69億円と三木市は公表しています。
しかし、そのうちの19億円は、三木市民病院に貸し出しています。既にありません。
この場合、三木市の貯金をあと19億円少ないものとするか、三木市の借金をあと19億円多いものとするか、どちらかをしなければ、資産のカラ計上状態になってしまうのです。
しかし、これは現行の制度の限界でもあります。
市の内部で融通しあえば、資産をカラ計上できてしまう。市長さんはここを積極的に利用して、病院関連で19億円の資産をカラ積みしています。
貸借対照表を見る限り、このような状況は、下水道事業会計にもあるようです。下水道事業では、4億円程度のようです。
しかし問題はここからです。
地方自治体が長期の借金をするときは、必ず議会の議決が必要です。
病院事業会計が、特定目的基金から長期の借り入れを行った平成19年度と平成21年度、予算措置なく、(議会の議決無しで)、固定負債が増えているのです。
平成19年度 固定負債 2億円 三木市財政基金より
平成21年度 固定負債 5億円 三木市減債基金より
固定負債 2億円 三木市公共施設整備資金より
固定負債 2億円 三木市水道事業基金より
計11億円の長期の借金が、いつの間に増えているのです。
これはね、議会のチェック機能の盲点をついてきたんだと思います。議員の皆さんは、決算書のチェックはされるでしょうが、「お金をいくら使ったか」のチェックはされても、貸借対照表の中身まで踏み込むには、少しばかり専門的な知識が必要になります。
ですからね、監査委員さんが、片方の目をつぶっておけば、「固定負債がいつの間にか増えていて」「借金であるにもかかわらず、三木市の借金には計上されない。」ことなど分からないんです。
ここまでに、3つの問題を指摘しました。
解消が見込めない一時借り入れ金13億円を放置して、借金として計上しない件、
自治体内部で資金を融通しあうと、資産がカラ計上されてしまうという現行制度の限界を利用して、19億円の資産をカラ積みしている件、
この2つはグレーゾーンでです。
しかし、3つめ、議会の議決なく、11億円の借金を勝手に行った件は、完全な不正経理です。
「地方公営企業法及び同法施行に関する命令の実施について(通達)」によれば
(6)資本的収入には、企業債、出資金、一般会計等からの長期借入金及びその他収益的収入に属さない収入を~~それぞれ計上するものであること。
とされています。
他会計からの借入金であっても、必ず予算を通しなさい、とあるんですね。
病院事業がこのような処理を行うようになったのは、薮本市長になってからです。
過去に、夕張市が同じようなことをしていたんです。
夕張市の粉飾決算の手法は、「歳入不足を一時借入金で賄い」「出納閉鎖期間を利用して会計間で一時借入金を飛ばし合うことで」みせかけの黒字決算を作っていたのです。
この手法、今でこそ「夕張方式の粉飾決算」と言われますが、これをやっていた当時は合法です。この粉飾を行っていた夕張市の職員も市長さんも、誰も罰則を受けたりしていません。
ジリ貧の夕張市がスキー場などの大規模開発に次々と着手し、どんどん失敗し、負債を膨れ上がらせながらも、決算を粉飾し、新たな試みばかり展開した結果、夕張市は破たんしたんですね。
今、三木市がどうなっているかというと、
「借金100億円減らしました。」と見せかけ上の決算書類を作るために、三木市民病院は本当に破たんしてしまいました。
三木市民病院閉院に際して、三木市は新たに40億円程度の借金を背負うことになります。市民病院があった頃と違い、全額を自主財源で賄わなければならない借金です。
統合病院は開院時点で100億円の借金を背負っていて、その6割、60億円は三木市の責任分ですが、これは、三木市の借金としては計上されません。
とにかくですね、神姫バスとの不透明な「直通バス」関係にせよ、三木市はやることが不透明で、大規模なんです。
今、三木市に必要なことは、「決算を粉飾してありもしない成果を誇大広告すること」ではありません。
私には、三木市の皆さん、末期的な症状に見えます。
投資に失敗し続けても、「次こそは、次こそは」と(投資家には借金を隠して)取りつかれたように新たな投資に手を出そうとする姿は、異様としか表現のしようがないのですが、なぜ、誰もそれを止める人がいないのでしょうか。
この話はとても難しいですので、今後も皆さんに分かっていただけるまで、何度も取り上げます。
今日の時点で簡単にまとめますと
(1)三木市は一時借入金の制度を活用して13億円の借金隠しをしている
(2)さらに、他会計借入金という制度の穴を利用して19億円の資産をカラ計上している
(3)(1)(2)を秘密裏に行うために、予算も議決も通さずに、11億円分の不正経理を行った。
(1)~(3)までがセットで三木市方式の粉飾決算です。
2013-09-28 09:16:16
さすが藪本市長さん、財政のプロですね。兵庫県市町振興課の係長として市町村の財政を統括しておられただけに、制度の抜け穴をよくご存じでおられます。
私も一生懸命調査させていただきましたが、この案件、夕張市と並んで「財政学」のモデル教材になるんじゃないかという感想を抱きました。
最後にもうひとつ重要な事を申し添えましょう。
この件については、決算書を丹念に見て行けば論点や争点、過去にどのようなグレーゾーンの処理が行われてきていたのが明らかになりました。
とは言いましても、決算書の矛盾発見からここにたどり着くまでに数カ月の期間を要しています。
今、私の手元には他にも調査中の案件が複数あります。協力者を随時募集しております。
「このようなことを知っている」「もうこんなやりかたにはついていけない」と思われるようなこと、あれば教えていただきたい。
三木市役所の内部から協力して下さる方が現れて、調査にご協力いただけますと、もっと簡単に色々なことが解明できます。
実際に不正を見逃しておられるなら、能力がないのでしょうが、本当にそんな事態が発生しうるの?
図書館には資料があるので、ご自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。市役所の情報公開コーナーでも探せますよ。
資料が飛んでたりして、なかなか思うものにたどりつけないのがもどかしいんですけどね。
しかし、そこまでしないとこの件は見破れません。
普通の人が、仕事休んで市役所や図書館に行って疑問に感じた事を調べるかというと、まあやりません。
一般さんご指摘のとおり、「経理に精通されたプロの税理士さんや行政に長年携わられた議会のベテラン議員さん」が是正しないといけない件なんですね。
なぜ、この件を見落としているのか。
意図的なものか能力がないのか。
そこは重要な所ですね。
そしてこれから読む。
書き込みもないから気力が尽きそうだけどね。
もうなんていうか、関心が無い町であれば、
「呪われてしかるべきであるし、滅びて何の不思議もない」
といった具合ですよまったく。
マスコミにリークするって方法があるけど、扱ってもらえるかは不明。
自分もいつも長文書いてるけど、読みなれてない文体とかだと、読み難いのかな?
ある程度読むと、頭がパンクして振り出しに戻ってしまいます。
そうですよねぇ(笑)
そのうち、ダイジェスト版か図解入りを作ります。
やりかたがプロなんで、この証明は非常にむずかしんですよ。だから、どこがどのように法律違反なのかをきちんと説明できてから、と思いまして。
これで分かる人が分かってくれて、マスコミ等が入って検証してくれるのが私の願いです。
何10億と不正経理しても、地方公務員の場合何の罰も受けないんですね。嘘はついたもん勝ちということになります。
腐った組織だと思うんです。
私は、私の町がこんな町で恥ずかしい。
・・・もともと、ここに書き込みを始めたころはそこまで分かっていなかったんです。ですから、できるだけ、中立的な立場でいたかった。
しかし、途中からこの「三木市方式粉飾」に気付いたんですね。証明にはすごく時間がかかったんだけど。
なんだかですね、本当に小役人どもが、って気になってます。申し訳ありません。
ところで、申し訳ないのですが祭りシーズンです。
この季節は、自分のところだけでなく、色々な町に行かないといけないので、活動はいったん休眠です。(笑)
草莽の民さん、
三木は祭りのまちなんで、みんなまつりのことばっかり考えています。
半年後までは
「祭りの後夜祭と反省会」で楽しんでるし、
半年前になったら、
「そろそろ祭りが近付いてきたね。準備しなきゃ。」
と言ってます。
最近は祇園囃子も浸透してきて、それはそれは美しく勇壮ですよ。
是非、一度お越しください。
三木市に根付いている伝統文化です。
そのためにはもっと分かりやすくしていったり、噂として予備知識が定着していかなければなりませんが。
自分も今年から祭りを見に行こうと思ってました。
三木市の状況では、祭りと信仰が最重要だと思ってます。
けど自分としてはあまり祭りの町だと実感できないんですよね。
単にあまり行かないからというのがありますが。
参道が広くないとか、普段から参道を導く飾り付けがないとか。
三木市のホームページにも載ってますが、日付が間違ってるんですよね。あ、ばらしちゃった。
http://www.city.miki.lg.jp/bunka/akimatsuri.html
三木市の役人さんって、私達のまつりには興味ないんでしょうね。トピックスに大々的に載ってるのに、誰も間違いに気付かない。
そうそう、色々出どころの怪しい噂なんかもききますんで、そのうち、草莽の民さんの板のほうにも書き込みに行きますよ。
今、聞いてるのはですね、「三木市の入札等を決定する担当責任者」は、市長さんのご親戚だそうですね。特に濃いご親戚で、市長さんの2期目にいきなり担当責任者に抜擢されたそうですよ。
噂ですのでね。
本当かどうか分からないんですけど、入札に入りたい業者さんは、この方とこの方のご親戚の顔色をうかがわないといけないみたいですよ。
建設業の方が笑ってました。
ありゃいかんと。
本当かどうか分かりません。
どちらかと言うと、「親戚ではない。」とはっきり否定していただきたいですね。
「今現在親戚ではない。」だけではなくて「過去に遡っても親戚であった期間はない。」とはっきり否定していただかないと、私達安心できないんですよ。
祭りの最中に聞いた話なんで、信ぴょう性はないですよ。そこははっきりと申し上げておきますね。
昼間から飲んでるのでちょっと酔っぱらってますね。
私達の大事なお祭りの日を間違って書かれてるんだから、これくらいの噂話は許してもらいましょう。
もしも、「親戚ではない」ことがはっきり分かったら、私も訂正させていただきます。
http://banshu-miki.seesaa.net/article/379143128.html
遅くなってすいません。
色々やっちゃいましたが、反省はしていない。