三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

三木市倫理審査委員全員辞任!!

2016年06月05日 | 三木市政

 

各委員:「市の説明が二転三転し、振り回されたと厳しく批判した。

白氏(弁護士):「市はきちんとした行政解釈にのっとって運営しているのか疑問」

 

西田氏(弁護士):「幹部が職員倫理条例を知らないレベル。条例や規則に対する考え方が曖昧でいい加減だ」


白委員(弁護士):「きちんとした法解釈を前提に市政運営がなされているのか疑問だ」

西田委員(弁護士):「条例や規則に対する考え方がいい加減なのでは」

清水委員長(大学教授):「市の説明がコロコロ変わり、不信感と言うよりも唖然とするばかりだった」

 


昨年末より、理事の飲酒運転に端を発した一連の問題について、

問題について、倫理審査を行う為2年の任期で設置された倫理審査委員会ですが、

三木市の倫理観の欠如及び低レベルの市政運営から、わずか5か月で全委員(清水教授、西田弁護士、白弁護士)全てが辞任されました。

もしかして、意図的に辞任するように仕向けていったのかも知れません。


この様な不安定な市政運営が現在の三木市政であり「一事が万事」であることは言うまでもありません。

真相究明に向け取り組んでいかなければならないと考えています。


辞任会見については、役所からは何の説明も無い為に情報は新聞からの情報になりますが、6月4日付け神戸新聞及び読売新聞から抜粋して

お知らせいたします。


神戸新聞朝刊より

委員3人辞意表明

議事録非公開問題で批判


三木市は2月の倫理審で「議事録の公開・非公開は倫理審が判断する」と委員に説明。

神戸新聞の公開請求に対して部分公開したが、3月からは委員長名の非公開決定通知をだし、委員には説明しなかった。


委員長は、市職員倫理条例の規則を根拠に、市に会議招集を伝えたが、市から「会議は開けない」と言われた為、4月25日に3人だけで開催。

市長宛ての質問状を出した。

市が回答したのは期限を2週間以上過ぎた5月30日付けで、内容は「倫理審が公開・非公開を判断すると述べたのは間違いだった」

「倫理審の任務は意見書を提出した2月3日で終了しており、4月25日の会議は無効」などだったという。


白氏(弁護士):「市はきちんとした行政解釈にのっとって運営しているのか疑問」

西田氏(弁護士):「幹部が職員倫理条例を知らないレベル。条例や規則に対する考え方が曖昧でいい加減だ」

と批判した。

倫理審の事務局長を務める赤松企画管理部長は「書面は届いたが正式には受理していない」とした上で「辞任理由を聞き、受理する方向で検討したい」と説明した。


三木市職員倫理審査会と議事録をめぐる経緯

2月3日 意見書を市長宛てに提出し記者会見

2月19日 議事録を委員長名で神戸新聞社に部分公開

3月8日 三木市議に委員長名で非公開決定通知。理由も非公開

3月10日 市議からの問い合わせで非公開となった事が判明

3月25日 倫理審の会議を招集する旨を市に連絡

4月7日 委員長と企画管理部長が面談。非公開理由は聞けず「倫理審は開けない」

4月25日 3人で倫理審開催

4月26日 市長宛てに質問書を発送

5月16日 市幹部が委員長に質問書の回答案を提示

5月18日 市が不正アクセス事案の記者会見で非公開理由を公表。議事録の公開・非公開の決定は市長の権限とし、再び公開にしたと説明

5月31日 質問書に対する回答が市から届く 委員3人連盟の辞任書を市長宛てに発送



読売新聞朝刊より

三木市倫理審全員辞任へ

議事録の非公開批判


各委員は「市の説明が二転三転し、振り回されたと厳しく批判した。


昨年11月に開かれた市幹部慰労会二次会で公共工事の受注業者らと同席した問題を調査し、今年2月、利害関係者との飲食を禁じた市職員倫理条例に理事・部長級の

計6人が違反したとの意見書をまとめた。


清水委員長によると、審査会は2月3日の最終会合で議事録の公開・非公開について協議。

市側から、審査会に判断の権限があると説明を受けた上で、部分公開する事を決めた。


市は同5日、神戸新聞記者から情報公開請求された際には審査会の判断通り部分公開したが、同23日以降に請求した市議ら計7人には、一転全面非公開。

決定通知はいずれも清水委員長名で出されていた。


清水委員長は「非公開決定通知の報告を受けていない」として、4月25日、市に質問状を送付した。

薮本市長から5月30日付けで届いた回答書には「議事録の公開・非公開決定通知は市長に権限がある。委員長名で通知したのは誤った処置だった」等と書かれていたと言う。


取材に対し、市の担当者は情報公開条例の手引書に、審査会が判断するのが妥当との記述があるのを基に誤った説明をしてしまったとしている。

白委員(弁護士):「きちんとした法解釈を前提に市政運営がなされているのか疑問だ」

西田委員(弁護士):「条例や規則に対する考え方がいい加減なのでは」

と苦言を呈した。


清水委員長(大学教授):「市の説明がコロコロ変わり、不信感と言うよりも唖然とするばかりだった」

と振り返った。


赤松企画管理部長は「一方的に会見が行われたので内容は把握していない。辞任の理由を確認し、受理する方向で検討する」と話している。





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
辞職 (一市民)
2016-06-06 00:09:17
三木市倫理審査委員会委員の方全員が三木市ではなく、神戸市で記者会見を行ったのは多くの新聞社が来ることを期待してのことであろう。如何に委員全員が憤っている証拠でしょう。市民として恥ずかしい話しだ。
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もう (oil)
2016-06-06 14:56:33
ダメですね・・・
ろくな市じゃない。自分の安い安い給料で納めている税金がこんな市に使われるのは耐えられない。早く三木市から出ていきたい。
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素朴な疑問 (市民のある声)
2016-06-08 00:01:19
市理事酒気帯び運転逮捕で始まり、三木市職員倫理審査会委員全員抗議の辞任するに至る一連の動きは何を意味するのか? 今まで公開されたとは異なる事実、表に出ない事実があるために市当局は発覚を恐れてやっきになっているのか?と疑ってしまう。どうも、変だ。
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三木市政の異常事態 (呑気ではない市民)
2016-06-08 09:20:12
 今般の市長による幹部職員の慰労会での一連の不祥事で、三木市長をはじめ副市長以下部長連中までが道徳観・倫理観を持たず、条例・規則さえも認知せずに、違法行為を行い、その結果、幹部の飲酒運転での現行犯逮捕者を出し、その経緯に係る説明責任を果たさず、虚偽まみれの広報を税金を使って行うという愚挙三昧だ。
 本来ならば、このような行政の痴態を戒めるのが、三木市議会の役目のはずだが、東京都議会のような与党側からの鋭い指摘・追及もなく、三木市はおざなりな議会運営で収束させてしまった。
 三木市の市議会議員は、支援者だけの税金で己の報酬を受けているのではなく、オール市民の税金で己の報酬を受けていること、それ故に市民全体の利益と市全体の利益を最優先に物事を公平に諮り審理する技量と信念を持ち合わせていないのであれば、議員として失職するべきなのである。
 こんな無能で役立たずのチルドレンか子飼いの市議会議員連中が過半数を占める三木市が良くなるはずもないし、三木市の政治に希望を託せないし、なによりも厭世観が市中に蔓延している。
 市民が市政に関心を持たず、行政に不信を持ち、市民の心が離れつつあるまちに、誰が愛着心を育むというのか?。誰が郷土愛を育もうというのか?。誰が市のために働こうというのか?。誰がこんな三流政治のまちに転入してこようというのか?。誰が市民を欺く首長がいるまちに住み続けたいとおもうのか?。
 ぬるま湯に浸かっている市議会議員よ、今、改心しなければ三木市は堕落の一途だ。
 政治に無関心な市民と、物事を深読みしない市民よ、今、我が物顔で自分たちの保身のためにだけ働く市長以下部長連中を駆除しなければ三木市はシロアリに食い尽くされてしまう。
 目覚めよ!。三木市民!。
 
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