小学校では一学年二クラスで学んでいました。
ある時、テストで思ったより良い点数をとりました。
後日、担任から数名の同級生がある部屋へ呼び出されて
「君らが、良い点数をとるのはおかしい」
「先にテストをしたクラスから答えを聞いただろ」
「だから、いい点がとれたんだろう!」
私達は始めその言葉の意味を理解できずにいましたが、
徐々に、悔しさで涙が出たのを覚えています。
担任から、帰っていいと言われ教室へ帰りましたが、
それ以降その担任からの謝罪は在りませんでした。
子どもを教育する立場として、過ちは認め謝罪が必要だったのではないかと思います。
私の体験は、今では笑い話で済ませることもありますが、
私だけの問題ではなく、多くの児童たちに影響を及ぼすことも考えられました。
当時、その担任が上司にどの様な報告をしたか知ることはありません。
その時々の立場にあるものは、
職責を真摯に受け止めて行動しなければならないと思います。
その時の担任も、その後反省し同じ様な過ちが無かったことを祈るばかりです。