宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA新みやぎあさひなりんご部会の第3回現地検討会が開催されました

2024年11月06日 14時35分04秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

JA新みやぎあさひなりんご部会の今年3回目となる現地検討会が10月22日に開催されました。

 晩生種の収穫が間もなく始まることから、収穫のタイミングについて確認し合いました。収穫は、これまでの秋の高温の影響か、着色が進んでおらず、平年より遅くなるとの推察となりました。品質管理については、りんごのサビ果を軽減するため、カルシウム剤の散布を実践した園地では、今までにないきれいなりんごが収穫でき、生産者は自信を深めていました。生物農薬を活用してダニ類を防除している生産者もおり、今年の防除について盛んに情報交換を行いました。

 これから本産地のメイン品種である、晩生の美味しい品種(「ふじ」等)が収穫される時期を迎え、生産者も忙しくなります。普及センターでは来年の防除作業や品質向上に関する情報提供や技術指導を行い、美味しいりんごの安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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東松島市で直播たまねぎ現地検討会を開催!

2024年11月06日 12時48分47秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月21日に、直播たまねぎに取り組んでいる農業法人のほ場を会場に、JAいしのまき主催による直播たまねぎ現地検討会が開催されました。直播たまねぎに取り組む東松島市内3法人のほか、JAいしのまき園芸課や東松島営農センターや全農みやぎ、機械メーカー等が出席しました。

 現地検討会では、播種から半月ほど経過したほ場を確認し、発芽状況を検討しました。直播たまねぎは、「苗立ち率」の良否が直接収穫量に影響すると言われていますが、昨年に比べると発芽良好でした。

 現地ほ場確認後は、東松島営農センターを会場に「栽培研修会」が行なわれ、全農みやぎから雑草や病害虫防除などの講義のほか、機械導入について意見が交わされました。当所からは、農機導入に利用できる補助事業や作付け推進に向けたアドバイス等を行いました。

 普及センターではJAいしのまきと連携して,直播たまねぎの安定生産を推進していきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

 


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亘理名取果樹振興協議会若手りんご生産者福島視察研修を実施しました

2024年11月01日 11時11分10秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月24日に亘理名取果樹振興協議会の若手りんご生産者を対象にりんご栽培技術や果樹経営を学び若手同士の技術交流を目的に、視察研修を実施し、6人の参加がありました。

 1か所目の視察先である福島県農業総合センター果樹研究所では、りんご栽培担当研究員から、高温の影響、福島県育成品種、着色系ふじの品種特性などについて御講話をいただき、ほ場で着色状況等果実品質が確認でき品種選定の参考になっていました。2か所目の株式会社菱沼農園では、代表取締役に施設やほ場を御案内いただき、もも、りんご、おうとう、ぶどうを組み合わせた果樹複合経営、出荷調整、加工、販売、従業員の労務管理、りんごの高密植栽培、有望な品種などについて御講話をいただきました。

 管内の若手りんご生産者は日ごろから技術研鑽に熱心で自主的に技術交流を行っており、今回も時間いっぱい積極的に質問していました。

 普及センターでは、今後も技術交流を通じて若手りんご生産者の育成支援を行っていきます。

 <連絡先>
  宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
       TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬講習会が開催されました!

2024年10月30日 14時29分34秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月23日に、JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬講習会が開催され、部会員4経営体6人が参加しました。

 宮城県農業・園芸総合研究所の職員及びJAみやぎ登米の担当者とともに、ほ場を巡回し、生育状況の確認及び今後の管理について指導を行いました。       
 これまでの生育は順調で、高温の影響が懸念された花芽の出も揃っていました。また、これまでの適切な防除により病害虫の被害はごくわずかにとどまっています。
 普及センターでは、今後もイチゴの安定生産を図るため、ほ場の巡回指導を通して適切な栽培管理支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

 


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気仙沼合庁地場産品直売会に(株)サンフレッシュ小泉農園、南三陸大粒ぶどう協議会が出店しました

2024年10月25日 17時11分39秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月4日、気仙沼合同庁舎で地場産品直売会が開催され、気仙沼管内の食品事業者や生産者が出店し、地場産品が販売されました。出店者のうち、株式会社サンフレッシュ小泉農園はトマトや「港町玄米」(玄米食専用品種「金のいぶき」)、南三陸大粒ぶどう協議会は協議会員が生産したシャインマスカット等の大粒系ぶどう「しおかぜ葡萄」が販売されました。特に、今年からブランド化された「港町玄米」と「しおかぜ葡萄」に関心を持つ方が多く、味の特徴などについて質問をしながら購入する様子が見られ、地元農産物をPRする良い機会となりました。

 

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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令和6年産 枝もの用クロマツの収穫が始まりました。

2024年10月24日 15時56分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 南三陸町の農業法人「株式会社南三陸Pine Pro(パインプロ)」で10月21日から令和4年に定植した枝もの用クロマツの収穫が始まりました。
 当日は秋晴れの晴天で、心地よい汗をかきながらの収穫作業でした。
 枝もの用クロマツは、年末年始の門松、玄関用飾り、生け花などに利用される花材で、1メートル程度の若松、30センチ程度の小松に分けて出荷するため、ほ場で収穫したクロマツは出荷調製作業場に運びこまれ、余計な枝・葉を取り除く調整作業のほか茎の太さや枝の長さで選別する作業が行われます。
 1年ぶりに調整・選別作業をするパートの方々は、近くの人と相談し、思い出しながら作業を始めましたが、30分もすると、手慣れた様子で黙々と作業を行い、調整・選別されたクロマツが次々と山となっていきました。今年は約80アールのほ場を収穫する計画で、11月末まで作業が行われます。
 事故無く、怪我無く収穫作業が行われるように、普及センターでは適宜巡回しながら支援していきます。


(調製・選別作業打合せの様子)

<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター
      先進技術班TEL:0226-25-8069、FAX:0226-22-1606


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JA名取岩沼ハウス胡瓜部会 促成胡瓜栽培講習会が開催されました。

2024年10月22日 11時21分52秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 名取岩沼地域は、きゅうりの周年産地となっており、このたび冬春期のきゅうり栽培に向けて、令和6年10月8日(火)に「JA名取岩沼ハウス胡瓜部会 促成胡瓜栽培講習会」が開催されました。

 当普及センターからは、昨年から被害が拡大し、現在栽培されている抑制栽培でも問題となっているタバココナジラミの防除について情報提供を行いました。

 タバココナジラミは多発すると防除が困難になることから、これまでに使用してきた薬剤のローテーション散布を発生初期から徹底することや管内で防除効果が高いと生産者から報告があった、気門封鎖剤や還元水あめ等、これまでにあまり使用されてこなかった農薬の使い方のコツ等についてお話しました。

 参加者からは、「多発すると本当にやっかいで防除が出来なかった」「防除に苦慮していたので、参考になる」等のお話がありました。

 当普及センターでは、きゅうりの安定生産に向け、また菅内での難防除害虫の防除について引き続き支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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秋まき直播たまねぎの栽培実証が行われました

2024年10月17日 15時25分55秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 現在たまねぎ栽培は、ほとんどが移植栽培で行われており、育苗期間が2か月程度、育苗本数が2.5万~3.5万本/10aと多いため、多くの育苗時間と資材費がかかることが課題となっています。

 この課題を解決するため、(株)久保園芸では、昨年度から試験的にたまねぎの直播栽培に取り組んでいます。降雨の影響もあり、播種日はやや遅れたものの、9月30日に畝立て、直下施肥、溝底播種を同時にできる作業機を用いて播種作業が行われました。作業は一畝当たり(長さ約80m)10分前後で進み、スムーズに作業ができていました。今回播種した玉ねぎは、来年の6月ころに収穫される予定です。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携し、たまねぎの直播栽培技術の確立に向けて支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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ゆきな栽培講習会が開催されました。

2024年10月10日 12時00分12秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JAみやぎ亘理では、秋冬期のゆきなの栽培を勧めています。特に寒くなってから甘味の増すちぢみゆきなは直売所、市場向けともに人気があり、安定した需要があります。令和6年8月26日(月)にJAみやぎ亘理南部営農センターで「ゆきな栽培講習会」が開催されました。

 当普及センターからは、施肥や病害虫防除等について情報提供を行いました。参加者からは、「効果的な除草剤の使い方」や「排水対策」等について質問があり、当普及センターからの助言に加えて、参加者同士で効果的と思われる手法等について意見交換が行われました。

 当普及センターでは、秋冬期に人気のゆきなの安定生産を引き続き支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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南三陸大粒ぶどう協議会による「しおかぜ葡萄」の販売会が開催されました

2024年10月04日 15時23分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年9月7日、南三陸町の「さんさん商店街」を会場に南三陸大粒ぶどう協議会による「しおかぜ葡萄」の販売会が開催されました。「しおかぜ葡萄」は、南三陸大粒ぶどう協議会で定めている栽培要領や出荷基準に基づいて生産・販売されるぶどうのことで、今回が初の販売会開催となりました。当日は来場者が販売開始時間前から列を作り、協議会員が生産した約500品のシャインマスカット、ピオーネ、安芸クイーンなどの大粒系ぶどうを買い求めていました。用意されたぶどうは全て完売し、大盛況の販売会となりました。

 「しおかぜ葡萄」は、町内外の農産物直売所などでも販売されています。まだ生産量が少なく流通量は限られますが、見かけた際には是非御賞味ください。

 

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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