宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

直売所の販売促進に向けてレイアウト変更を支援しました

2025年02月03日 10時56分34秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 大河原農業改良普及センターでは令和5~6年度の二ヵ年のプロジェクト課題として、村田町の地域特産品であるとうもろこし、そらまめの生産振興による直売所の販売額拡大について重点的に支援しています。

 活動としては、生産技術の向上と合わせて、道の駅「村田」の直売所における販売促進支援があり、本年度は、宮城県園芸推進課より園芸流通ビジネス相談員の派遣を受け、直売所売り場の改善等に取り組んでいます。

 1月21日には園芸流通ビジネス相談員の助言を受けながら、売り場のレイアウト変更を行いました。冷蔵庫の移動には、普及センターのプロジェクトチーム員も協力して作業を行いました。棚等の移動を行ったことにより売り場の見通しが良くなり、入店客が商品を確認しやすくなりました。

 普及センターでは今後も、直売所が抱える課題の解決に向けた取り組みを支援していきます。

 

    

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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石巻地域で今年も「いちご狩り」が始まりました

2025年01月31日 10時05分53秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 石巻地域(石巻市、東松島市)はいちごの生産が盛んで、個人の農業者や農業法人が園芸施設約15haで栽培しており、県内第2位の産地となっています。

令和6年の夏も猛暑だったことから、苗の管理やその後の栽培管理に苦労が絶えない日が続きましたが、その苦労が実り、多くの生産者が昨年12月から出荷を始め、年が明けた1月からは農業法人を中心に「いちご狩り」が始まりました。

「いちご狩り」は、農場により「とちおとめ」「紅ほっぺ」「恋みのり」「よつぼし」や宮城県育成品種の「もういっこ」「にこにこベリー」など多くの品種を味わうことができます。また、お土産としても色々な品種が購入できます。「いちご狩り」は、料金、開催日、品種、予約の要・不要など農場により異なりますので、お越しの際は各農場のホームページなどで事前にご確認ください。色々な品種を食べ比べ、是非石巻地域のいちごの魅力をご堪能ください。

これからも普及センターではいちごの生産振興に向け、いちご生産者を支援していきます。 

                

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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令和7年産いちごの輸出が開始されました!

2025年01月30日 18時10分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

当県では、いちご生産者及び食品商社と連携し、令和5年1月から海外の「DON DON DONKI」に向けた県産いちごの定期・定量輸出に取り組んでいます。輸出3シーズン目の令和7年産では、輸出先を6か国・地域(タイ、シンガポール、マレーシア、香港、台湾、グアム)、合計20万パック(50トン)の輸出を目指しています。

輸出するのは、当県オリジナル品種「もういっこ」、「にこにこベリー」を含む7品種で山元町や亘理町を含む県内5市町の生産者が育てたいちごです。

令和7年1月15日(いちごの日)に、山元町の(株)ごえん、(株)燦燦園、山元いちご農園(株)から輸出専用パックに包装されたいちごが香港向けに今期初出荷されました。(株)ごえんの飯田代表は、「3シーズン目で作業者も慣れ、生産性も上がってきている。今年はより品質にこだわっているので、お客様に喜んでもらいたい。」と意気込みを話してくださいました。

当県では、いちご輸出を通じて海外での宮城県のファンづくりにも力を入れています。当普及センターでは、いちごの輸出拡大に向け、栽培技術や病害虫防除等について引き続き支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JA仙台根白石果樹部会のりんごせん定講習会及び防除暦検討会が開催されました

2025年01月30日 16時19分25秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JA仙台根白石果樹生産組合(りんご)のせん定講習会及び防除暦検討会が令和7年1月17日に開催され、部会員3人が参加しました。

 午前中のせん定講習会では、部会員のほ場で、まる葉台の樹を使って普及センター職員が実技指導しました。せん定では、受光態勢の改善や薬剤のかかりやすさ、作業性の向上等を目的とした枝の間引きと小枝の整理方法について指導しました。意見を交わしながら枝の良し悪しを見極めて技術向上を図りました。

 午後は根白石支店で、普及センター職員が講師となり、今年度の生育概況や病害虫の発生状況の総括を説明後、今年度の防除時期や病害虫発生状況の振り返りを実施し、今年度の課題等を次年度の防除計画に反映させた防除暦(案)が策定されました。また来年の花粉の確保方法、凍霜害対策についても話し合いました。たくさん情報交換がなされ、有意義な研修となったようです。

 普及センターでは、今後も情報提供や技術指導を行い、JA仙台根白石果樹生産組合の安定生産を支援していきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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若手生産者を対象としたりんごせん定講習会を開催しました

2025年01月28日 13時12分24秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和7年1月17日に若手生産者を対象としたりんごせん定講習会を開催し、11名の若手りんご生産者が参加しました。

講師は管内のベテラン生産者が務め、マルバカイドウ台「ふじ」を対象に、樹形の作り方やせん定の手順を解説しながら実演が行われました。

若手りんご生産者は日頃から技術研鑽に熱心で自主的に技術交流を行っており、寒い日にもかかわらず長時間にわたり主枝の作り方や若木のせん定など多くの意見が出され、講師から丁寧な解説があり、普及センターからも助言を行いました。

当普及センターでは、今後も技術交流を通じて若手りんご生産者の育成支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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みちのくレッド(キウイフルーツ)のブランド化に取組中

2025年01月21日 15時56分59秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

川崎町では、園芸振興策の一つとしてキウイフルーツ「みちのくレッド」の生産とそのブランド化に取組んでいます。生産者は「キウイフルーツ振興会」(事務局:川崎町農林課)を組織し、令和6年度には各生産者のほ場巡回や先進地視察、ブランド化を目指した販売会等の活動を行っています。

令和6年12月10日には振興会員の果樹園にて栽培講習会が開催され、令和7年の生産に向けたせん定実技等を行いました。普及センターから資料説明を行った後に、参加者同士でも情報交換を行うなど、生産・販売・知名度の向上について検討されました。

今後も振興会では講習会や現地検討会等を計画しており、普及センターでは振興会と連携して、継続的な支援に取り組んでいきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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栗原市果樹連絡協議会主催のりんごせん定講習会を開催しました

2025年01月21日 09時35分08秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 令和7年1月10日(金)、栗原市果樹連絡協議会会員等16名が参加し、栗原市金成小堤にてりんごせん定講習会が開催されました。

 栗原市果樹連絡協議会では、毎年この時期にせん定講習会を実施し、会員相互の技術研鑽に努めています。当日は、あいにくの雪模様でしたが、前年から対象となっている樹に対して、せん定方針に基づき主枝を4本から3本にし、その後各主枝の成り枝の間隔を整理するなどのせん定を行いました。

 せん定は、りんご生産においても重要な作業であるため,参加者からは様々な意見、質問が出されるとともにお互いに意見交換を行うなど、活発な講習会となりました。

 せん定を実施した樹は、来年まで生育状況や栽培管理状況を把握して、栗原市果樹連絡協議会の検討会で活用されます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144


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南三陸町でぶどうのせん定研修会を開催しました

2025年01月14日 16時13分40秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年12月19日、南三陸町を会場に管内の生産者を対象にした今年度3回目のぶどう栽培研修会を開催し、生産者11人が参加しました。普及指導員が講師となり、冬期の重要な栽培管理である整枝せん定や、芽傷処理等のせん定後の管理について、実演を交えて説明を行いました。当日は気温が低く、冬らしい寒さの中でしたが、参加者からは多くの質問が挙がったほか、活発に意見交換をする様子が見られ、有意義な研修会となりました。

 普及センターでは、今後も果樹の安定生産に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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枝もの用クロマツの令和6年産収穫出荷が終了しました。

2025年01月14日 14時20分24秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 南三陸町で枝もの用クロマツ栽培に取り組んでいる株式会社南三陸パインプロの令和6年産の収穫出荷作業が終了しました。
 令和6年10月21日から収穫が始まり11月25日までの約1か月間で60アールの収穫が行われ、また、収穫した枝もの用クロマツは、出荷調製作業場に運ばれて、太さ、長さ、枝ぶり等の規格に選別され、11月28日から12月20日まで大阪の花き市場へ出荷されました。
 令和6年産は、門松や玄関飾りに使われる「若松」が20万本、生け花やフラワーアレンジメントに使われる「小松」が3万本の合計23万本、販売額は前年比120%という結果でした。
 株式会社南三陸パインプロの後藤代表は「出荷本数には満足しているが、昨年度より単価が低くなり、想定していたより販売額が上がらなかった」と語っています。
 普及センターでは、令和7年産の枝もの用クロマツの栽培も継続して支援していきます。


(出荷作業の様子)

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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JAみやぎ登米ねぎ部会の品種説明会が開催されました

2025年01月14日 08時11分13秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年12月10日に、登米市中田町でJAみやぎ登米ねぎ部会の品種説明会が開催され、部会員22名が参加しました。

 品種説明会では、有限会社兵藤種苗商事から、品種それぞれが持つ特性や、適正な環境・管理について説明がありました。また、JA全農みやぎから、令和7年の4月から変更されるねぎの統一段ボールと出荷規格について説明があり、普及センターからは、今年度の気象経過と病害虫の発生状況について情報提供しました。今夏も高温による影響により、被害を受けた生産者が多く、参加者は終始真剣に話を聞いていました。

 その後、部会長による箱詰めと播種の実演が行われ、今年度から新規参入した生産者や資材の更新を考える生産者に対し、作業性や実際にかかる時間などを細かく解説していました。

 普及センターでは、今後もねぎの栽培技術向上と安定生産に向け、支援を行って参ります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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