宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸町からの避難者を雇用し野菜生産を開始

2011年06月06日 14時19分56秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  農事組合法人三田鳥営農組合は,組合員の年間就労機会を増やすため,集落営農組織時代から野菜部門に取り組んできましたが,野菜作り3年目となる今年はスイートコーン(ゴールドラッシュ)とかぼちゃ(ほっとけ栗たん)に取り組む計画です。
  今年の野菜栽培では,東日本大震災によりウェットランド交流館(伊豆沼交流センター)に避難している南三陸町の方々に何らかの貢献をしたいということで,5月2日のかぼちゃの播種作業時には避難者をパートタイマーとして5名雇用し,一緒に作業を行いました。
 6月2日には集落内の転作ほ場92aへのとうもろこし播種・かぼちゃ定植作業を行いました。
 当日は集落から男性9名女性8名が参加し,雨上がりということでぬかるみに足を取られつつ,泥だらけになりながらも作業を終えました。
  今回の定植作業には残念ながら都合が付かず参加してもらえませんでしたが,ウェットランド交流館の畑に定植するため,残ったかぼちゃ苗を贈呈するとともに,今後の野菜管理作業にも参加してもらうよう準備を進めています。

 


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