宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米グリーンポートきゅうり選果機安全祈願祭および起動式が開催されました

2016年04月08日 16時00分41秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体
 おおよそ50年来の産地となる登米市のきゅうりは,平成27年実績で出荷数量約3,200t,販売額約7.5億円となり,登米市園芸の中心的な品目となっています。
 これまで,JAみやぎ登米を中心に関係機関連携のもと生産振興が図られてきましたが,昨年度は選果機の再整備(JAみやぎ登米),育苗用施設の増設((株)なかだ農業開発公社)など,きゅうり生産体制の大幅な強化が図られました。
 そのような中,きゅうりの共選出荷開始に先駆け,4月5日に選果機安全祈願祭および起動式が開催されました。当日は約90名の関係者が集まり,選果機を核としたさらなるきゅうり生産振興に大きな期待が寄せられました。
 普及センターでは,引き続き関係機関と連携しながら,きゅうりの生産拡大に向けて支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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くりはら食ツーリズム研究会が食アメニティコンテストで農村振興局長賞を受賞!

2016年04月08日 08時55分28秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体
 くりはら食ツーリズム研究会(会長:小野寺麗子,会員10名)が,一般財団法人農村開発企画委員会主催の第25回(平成27年度)食アメニティコンテストで農林水産省農村振興局長賞を受賞しました。
 本コンテストは,農山漁村の女性グループなどによる,地域特産物を活用した地域づくりに貢献している優秀な活動事例を表彰するもので,これまで全国で200件以上のグループ等が表彰を受けています。平成27年度は9つのグループ・個人が受賞し,3月29日に東京都内(生協総合研究所)で表彰式が行われました。
 くりはら食ツーリズム研究会は,栗原市が平成18~22年度に実施した,食による交流人口の拡大を目指し地元食の伝承とレシピ化を調査・検討する事業をきっかけに,事業にかかわったメンバー有志で平成23年4月に設立されました。平成22年度までの事業では,地元食を活用した「食のツーリズム」に関する計26回の研究会を実施し,31品の「地元食」レシピや情報をまとめた『地元食の本』を編纂しました。また,研究会では,イベントなどで「地元食」の提供や調理体験など,地元の食と食にまつわる文化や風土,歴史,産業などをツーリズムに活用して人々に伝え,食を通じた心豊かで充実した暮らしを創造し地域社会に広める活動をしています。
 審査では,餅料理(えび餅,じゅうねん餅,ずんだ餅),がんづき等の「地元食」の魅力で観光客を積極的に誘致していることなどが高く評価され,表彰式では小野寺会長が「食のツーリズムを通じ,これからも地元食の良さを伝えていきたい」と受賞の感想を述べ,会員と喜びを分かち合っていました。
 普及センターでは,今後も農村女性グループ等の活動を支援していきます。

 
末松農村振興局長から賞状授与される小野寺会長

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144

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