宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成28年度農事組合法人平貫ファーム総会が開催されました

2017年03月07日 13時15分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年2月26日に角田市において,農事組合法人平貫ファーム通常総会が開催されました。

 角田市平貫地区においては,もともと集落内の水稲協業組合,麦等の転作組合,機械作業オペレータ組合の3組織が中心となり,水稲や麦等の土地利用型作物の共同作業を展開してきました。こうした中,平成27年11月に集落として地域農業を維持するために,集落ぐるみ型組織として農事組合法人が設立されたものです。

 初めての通期の総会であり,水稲,麦,大豆による通年の収益が注目されましたが,決算は大幅な黒字になりました。平成28年は初めて小粒大豆栽培に取り組みましたが栽培管理が十分ではなく,次年度の課題になりました。今年度,補助事業を活用して栽培管理用機械を導入したことから,今後,大豆栽培の拡大や収量向上に努め,経営基盤の更なる強化を図る意向です。

 総会では,貸借対照表や損益計算書について説明され,活発な質疑応答が行われました。集落内の様々な構成員が議事の進行や,助言を行う様子はぐるみ型組織の長所が十分に活かされていると感じられました。

 同組織は,平成27年度普及センタープロジェクト課題として支援し,短期間に法人設立に至った経緯があります。今後とも,組織の栽培管理,経営管理の両面において支援を行っていきます。

開会の挨拶

議事

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター   

     TEL:0224-53- FAX:0224-53-3138


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柴田町上川名地区で「我が家の漬物自慢コンテスト」が開催されました!

2017年03月07日 13時02分41秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 柴田町上川名地区活性化推進組合主催で2月25日(土)に 農村レストラン「縄文の幸」を会場に「我が家の漬物自慢コンテスト」が開催されました。このコンテストは組合の女性が中心になって開催されたものです。皆さん初めての経験で目標の出品点数が集まるか心配していましたが,43点応募がありほっとしていました。

 審査は,山形の漬物の指導者で有名な新関さとみ先生とミヤギテレビで活躍している料理研究家の早坂明子先生と柴田町食生活改善推進協議会会長の3名で行いました。どれも「自慢の漬物」で審査するのが大変だったとのことです。

 審査の結果,金賞は「ヤーコンとリンゴの甘酢しそ包み漬」,銀賞は「雨子の柚と仙台セリの重ね結び漬」「大豆・ヤーコンの梅酢漬」,銅賞は「ゴーヤ・ヤーコンの奈良漬」「ハイカラ漬」「奈良漬」に決まりました。

 地域の方々や応募者の方々は,表彰式でも試食会でも,みんな笑顔笑顔で大変あったかい手作り感満載の「コンテスト」になりました。

 上川名地区活性化推進組合では,今回の入賞した漬物の商品化を行う予定です。販売されるのが楽しみです。

 審査風景

金賞作品

集合写真

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第1班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138 


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