宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA仙台「こめづくり」研修会で水稲直播技術を研修

2017年03月08日 13時45分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 2月23日,JA仙台主催の「こめづくり」研修会が仙台市農業園芸センターで開催され,個別農家や集落営農組織の構成員83名が参加しました。菅野組合長の挨拶に続いて,県農産園芸環境課からみやぎ米ブランド化戦略について説明があり,普及センターからは経営内容に応じた直播技術の導入について説明を行いました。
 仙台地域の水稲作付面積は3,947ha,そのうち本年の直播面積は,主食用米104ha及び飼料用米15haで,出芽苗立ち,雑草及び倒伏等の問題で全体の2.6%に留まっています。
 仙台東部地区では,集落営農組織の多くが,津波被災後の営農再開時に直播栽培関連機械を導入しました。また,平成30年完成を目指して,約2,000haの農地を対象とした国営ほ場整備事業が実施されており,地下かんがい設備を有する大区画水田ほ場に生まれ変わりつつあることから,直播栽培は,土地利用型経営体の基幹技術として,ますます普及が期待されています。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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JA南三陸果樹生産部会の通常総会が開催されました

2017年03月08日 09時09分15秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成29年2月24日,気仙沼市本吉町にある「はまなす海洋館」で,JA南三陸果樹生産部会通常総会が開催されました。

 総会に先立ち,JA南三陸果樹生産部会員,農協,普及センターで,昨年問題となった病害虫を踏まえ,今年の防除方針について検討が行われました。

 昨年は,りんごの「褐斑病」,なしの「黒星病」,両樹種共通で「シンクイムシ類」の発生が目立ち,防除に苦慮した例もあったことから,これらの病害虫の対策に重点を置いた防除方針となりました。

 そのほか,普及センターから,「土壌診断のススメ」と題して,生理障害(栄養過多や失調など)と疑われる症状が見られた場合は,土壌診断を行って判断することを説明しました。 また,NOSAI宮城迫支所の職員からは,果樹共済と園芸施設共済,平成30年秋から加入申請が開始される収入保険制度について情報提供がありました。

 通常総会では,会員相互の交流をより深め,先進的な技術を積極的に取り入れながら,安全・安心な果物生産に取組んでいく計画となりました。

防除方針検討会の様子

 <連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

電話:0226-29-6044 FAX:0226-42-1672


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