2月23日,JA仙台主催の「こめづくり」研修会が仙台市農業園芸センターで開催され,個別農家や集落営農組織の構成員83名が参加しました。菅野組合長の挨拶に続いて,県農産園芸環境課からみやぎ米ブランド化戦略について説明があり,普及センターからは経営内容に応じた直播技術の導入について説明を行いました。
仙台地域の水稲作付面積は3,947ha,そのうち本年の直播面積は,主食用米104ha及び飼料用米15haで,出芽苗立ち,雑草及び倒伏等の問題で全体の2.6%に留まっています。
仙台東部地区では,集落営農組織の多くが,津波被災後の営農再開時に直播栽培関連機械を導入しました。また,平成30年完成を目指して,約2,000haの農地を対象とした国営ほ場整備事業が実施されており,地下かんがい設備を有する大区画水田ほ場に生まれ変わりつつあることから,直播栽培は,土地利用型経営体の基幹技術として,ますます普及が期待されています。
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