令和2年1月19日に「農事組合法人やつきファーム」(栗原市若柳)の創立総会が行われました。
同法人は,平成19年3月設立の集落営農組織「八木営農組合」を母体とし,若柳八木地区の農業者32人が法人に参加しました。
八木営農組合では,平成30年2月の総会で法人設立準備委員会を設置して法人化に向けた具体的な話合いを進め,令和元年9月からは法人設立発起人会に移行して法人設立の準備を進めてきました。
総会開催までには,関係機関を含めた月例での話合いのほか,営農組合の実績評価や地区の経営資源調査,将来ビジョン検討会等の現況把握,農業経営相談所の専門家派遣や先進事例調査等による課題解決,定款や事業目論見書等の作成,法人設立説明会の開催等の法人設立事務を順次行ってきました。
総会では,発起人代表の伊藤秀雄さんから「後継者が夢を持って農業を継承できるような八木集落としたい」との法人設立の目的が説明され,集まった組合員も今後の法人経営に期待が高まる様子でした。
代表理事には伊藤秀雄さんが就任し,今回法人に集まった60haの農地については,農地中間管理事業を活用した利用権設定により,法人が主体となった効果的な農地活用を目指すこととしています。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144