宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

亘理地域農業普及活動検討会(第2回)を開催しました

2020年02月06日 16時20分52秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
令和2年1月31日に,今年度2回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。
この検討会は,外部の評価委員(市町,農協,消費者代表,商工業団体,農業者代表など)に対して,普及活動の取組状況や次年度計画を説明して,活動手法や計画の妥当性などについての評価や課題解決に向けた助言を頂くため,毎年2回開催しています。
今回の検討会では,重点的に支援している活動(プロジェクト課題)のうち,今年度で活動期間が終了する3課題(大規模露地野菜経営の法人に対する支援課題,「いちご」や「きゅうり」での先進的技術定着の支援課題,新規就農者の売上確保の支援課題)について,これまでの取組経過や活動成果などを説明しました。
また,次年度の普及指導計画(案)について概要を説明するとともに,新たに設定したプロジェクト課題(3課題)の内容を説明しました。
委員からは,新技術の普及にあたっては増収等の効果とともに生産コストの視点を持つこと,活動で得られた成果については周辺農家への波及を図ること等の助言をいただきました。
委員からの意見や助言を参考にしながら,今後の普及活動に活かしていきます。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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栗原市認定農業者協議会栗駒支部『勉強会』で稲作技術を再確認しました

2020年02月06日 10時34分00秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和2年1月24日(金),栗原市認定農業者協議会栗駒支部『勉強会』が開催され,支部会員14人が参加しました。
 今回は,令和元年宮城県産米の一等米比率が64.8%(11月30日現在)と過去10年間で最も低くなり,支部会員も苦労したことを受けて開催されたもので,当普及センターの稲作担当者が講師に招かれ,「これからの稲作技術について」勉強しました。
 普及センターからは,水稲の高温登熟障害対策技術,つや姫・東北194号・萌えみのりの品種特性,及び令和元年産水稲の生育概況と「令和2年産“高品質宮城米づくり”推進方策」について説明し,理解を深めていただきました。
 その後の質疑応答では,出穂後の水管理を細かく確認する質問に交じって,「春に水田畦畔の枯草を焼くのは,水稲栽培にとって良いことか?」「水田内のわら焼きは,水稲生育に有害か?」等の,春作業に関する質問もあり,活発な質疑応答が行われました。
 今回『勉強会』で再確認した適期播種や晩期田植えなどの技術を確実に実践することで,令和2年産米は支部会員の栽培米が全量一等米になることを期待します。

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園芸振興セミナーで環境制御技術を紹介

2020年02月06日 09時11分25秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
令和2年1月21日に,宮城県大崎合同庁舎で,当普及センター(北部地方振興事務所)とJA古川なす部会の共催で園芸振興セミナーを開催しJA古川なす部会の生産者や関係者をはじめ約50名が出席しました。今回のテーマは「環境制御技術」としており,まず,高知県の専門技術員から「高知県の環境制御技術と産地戦略について~Next次世代へ進化~」と題した先進地の取組について御講演いただきました。続いて,既存の施設で環境制御技術に取り組み始めた,県北のいちごときゅうり2名の生産者から事例紹介をしていただきました。
 高知県では,環境制御技術の普及に努めた結果,生産量が増加しており,事例発表者も年々収量を上げていました。管内における環境制御技術の研修は初めてでしたが,参加者からは今後も環境制御技術を学びたいという要望が多くよせられました。これらもふまえ,当普及センターでは次年度なすの環境制御技術関連活動を計画しています。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910 


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