大谷地区を含む気仙沼・本吉地域は,かつて馬鈴薯の全国的な産地として知られていました。旧大谷農協では,大谷の頭文字をとった「丸大(まるだい)印の馬鈴薯」として東京市場等に出荷し,昭和25年には香港に輸出したこともありました。
道の駅「大谷海岸」と本吉農林水産物直売組合では,このブランド馬鈴薯を復活させようと「まるだいいもプロジェクト」として動き出し,直売組合の20人ほどが栽培に取り組むこととしています。1月28日には普及センターが講師となり,栽培講習会を行いました。
道の駅「大谷海岸」は,東日本大震災による防潮堤工事に伴う移転により,来年3月にリニューアルオープンします。馬鈴薯の加工品を含めて,新しい道の駅の看板商品に育てたいと構想を膨らませているところです。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
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