宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大谷地区のブランド復活へ「まるだいいもプロジェクト」

2020年02月18日 15時46分07秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 大谷地区を含む気仙沼・本吉地域は,かつて馬鈴薯の全国的な産地として知られていました。旧大谷農協では,大谷の頭文字をとった「丸大(まるだい)印の馬鈴薯」として東京市場等に出荷し,昭和25年には香港に輸出したこともありました。
 道の駅「大谷海岸」と本吉農林水産物直売組合では,このブランド馬鈴薯を復活させようと「まるだいいもプロジェクト」として動き出し,直売組合の20人ほどが栽培に取り組むこととしています。1月28日には普及センターが講師となり,栽培講習会を行いました。
 道の駅「大谷海岸」は,東日本大震災による防潮堤工事に伴う移転により,来年3月にリニューアルオープンします。馬鈴薯の加工品を含めて,新しい道の駅の看板商品に育てたいと構想を膨らませているところです。
 

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和元年度第2回栗原地域普及活動検討会を開催しました

2020年02月18日 10時20分43秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

    去る1日24日,今年度2回目の栗原地域普及活動検討会を開催しました。
    この検討会は効率的で効果的な普及指導活動を推進するため,農業者や教育機関,流通事業者,関係機関・団体等の外部有識者から普及活動の内容や手法,今後の普及事業のあり方等について検討いただくため毎年開催しております。
    今回は,今年度計画した5つのプロジェクト課題の活動結果と次年度新規に計画する1つのプロジェクト課題について検討を行いました。
    今年度の活動結果については,「収量水準」など技術面の達成状況や課題対象者の「新技術」導入意向の確認等に加え,「商品の取扱店舗等のパンフレットがあると良い」,「利益の視点を加えた活動が必要」,「農泊や観光との連携も検討」,「収量だけでなく,収穫・調製もネックとなる」といった,意見・助言をいただきました。
    また,次年度の新規計画については,活動地域の現在の状況や普及活動の出口の確認に加え,対象者の抱える課題に対する優先順位のつけ方や現地活動の際の留意点などの助言をいただきました。
    今回の普及活動検討会でいただいた助言・意見等については,今後,所内でとりまとめを行い,これからの普及活動に活用していくこととしています。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班     
TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和元年度第2回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2020年02月18日 09時26分18秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 これまでの普及活動の方法や内容などを振り返るとともに,今後の普及活動の効率化と効果的な方法を探るため,外部検討委員9名に出席をいただき,「令和元年度第2回石巻地域普及活動検討会」を2月6日に開催しました。
 本年度に石巻農業改良普及センターで行っているプロジェクト課題4課題すべてが終了するため,活動実績の検討に加えて,令和2年度の普及指導計画からスタートする新規プロジェクト課題5課題の内容についての検討を実施しました。
 委員の方々からは,法人の経営安定や環境制御技術の更なる技術定着に向けて,継続して支援していくことに併せて,今後の産地づくりを目指した高収益作物の導入と普及拡大に向けた取り組みの必要性などについて御意見をいただきました。
 今回の検討会で各委員よりいただきました御意見等を参考に,次年度の普及活動方針や普及計画等を策定し,これからの石巻地域の農業振興を力強く推進していきます。

 

 <連絡先>
   宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
    TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石巻農業士会現地視察交流会を開催しました

2020年02月18日 09時15分53秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 石巻農業士会は,令和2年2月3日から4日にかけて,現地視察交流会を開催し,7名の会員が参加しました。 
  今回の内容は,①有限会社 川口グリーンセンターの取組,②ブルーファーム株式会社が企画し,岩出山・鳴子地域の生産者の方々と共に行っている「農ドブル」の体験,③有限会社 今野醸造の取組について現地視察研修を行いました。

 ①有限会社川口グリーンセンター 白鳥代表取締役より「地域農業の担い手として、農地を守る」という強い意志に一同感銘を受けると同時に、更なる規模拡大や事業展開を計画していることについて、経営基盤の安定化が大変重要だということを教えていただきました。
 ②ブルーファーム株式会社 早坂社長より,「農ドブル」で農産物を食文化と共にブランディングをしていることを紹介いただきました。加えて,早坂社長をはじめ、生産者の方々,研修場所を提供いただいた大沼旅館の大沼社長と情報交換ができ、参加された会員の資質向上につながる新たな刺激を得ることができました。
 ③有限会社今野醸造 今野代表取締役から,醸造の施設を見せていただきました。良質な味噌や醤油を製造するために、自ら大豆の作付けを始めたという信念や,地域のことを考えながら大豆の生産から味噌、醤油の醸造に取り組まれ,地域と一体となった活動をされていることに、効率や利益だけにとらわれない本来の製造業の姿を感じました。

今回の現地視察交流会では,会員の情報交換や親睦も図られ,有意義なものとなりました。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする