宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和元年度栗原地域農業経営セミナーを開催しました

2020年02月14日 17時35分48秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 今後の農業経営における人材確保や雇用定着等の経営戦略を考える一助とするため,令和2年2月4日(火)に栗原市内の認定農業者,農業法人等を対象に「令和元年度栗原地域農業経営セミナー」を開催しました。

 講演の講師には,社会保険労務士・中小企業診断士・行政書士である,すずき労務経営コンサルタンツの鈴木大輔氏をお迎えし,「農業経営における労務管理と人材育成について」と題して,若者が持つ農業に対するイメージや求職内容,魅力を感じる職場環境等のあり方や雇用環境整備に必要な社会保障制度,人材マネジメント等について御講演をいただきました。また,意見交換では,講演の質疑応答のほか,法人経営者からの組織運営における苦労話などの事例紹介もあり,活発な意見交換が行われました。

 出席した農業者40名は,全員熱心に聴講し,今後の農業経営を考える上で有意義なセミナーとなりました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-6144


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 「儲かる農業を実践する」みやぎ農業ICT活用セミナーを開催

2020年02月14日 13時27分49秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

   令和2年1月16日,せんだい農業園芸センターみどりの杜を会場に,「『儲かる農業を実践する』みやぎ農業ICT活用セミナー」を開催しました。100名を超える参加があり,ICT活用に関する関心の高さが感じられました。

 セミナーでは,始めに,「農業ICTの経営データを活用した儲かる農業を実践するために~全国の活用事例から見えてきたこと~」と題し,株式会社日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント 今井一義氏から講演いただきました。これからの農業経営では,農業ICTを活用し,経営の特徴や課題をデータで見える化し,改善することが重要であり,ICTデータを効果的に活用する手順とポイントを,事例を交え,わかりやすく説明いただきました。

    また,株式会社一苺一笑代表取締役 佐藤拓実氏及び有限会社アグリードなるせ 佐々木和彦氏からは,導入の経緯や経営・栽培データの活用事例を紹介いただき,その後,情報の共有化の定着をテーマにパネルディスカッションを行いました。

 セミナーと同時開催したICT活用機械・機器展示会では,ほ場管理システム,生産管理センサー,ドローン等10社の展示を行い,多くの生産者で賑わいました。来場者からは,「数種類のシステムやドローンを実際に見ながら説明してもらうことで,導入に向けて参考になった。」などの声が聞かれました。

 県では,今後も県内の農業生産者にICT技術の活用について情報提供を行い,普及推進していきます。

     

 

〈連絡先〉

宮城県農政部農業振興課 普及支援班

〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号

TEL:022-211-2837 FAX:022-211-2839

E-mail:gbfs@pref.miyagi.lg.jp

 

 

 


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令和2年度産蔵王なし病害虫防除研修会が開催されました

2020年02月14日 12時38分23秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

令和2年2月7日金曜日に,蔵王町文化会館で蔵王なし病害虫防除研修会が開催され,JAみやぎ仙南蔵王地区なし部会員約50人が参加しました。

蔵王町のなし生産量は県内一ですが,令和元年は,開花期の雨に加え,6月~7月の長雨と低温で推移したことにより,なしの黒星病の発生が多かった1年でした。

普及センターからは,JAみやぎ仙南蔵王地区なし病害虫防除暦の内容及び薬剤の使用方法について説明しました。また,宮城県農業・園芸総合研究所園芸環境部の職員から,なしの黒星病防除対策の落葉処理や薬剤防除等について講義いただきました。

今回の研修会で伝達したなしの黒星病防除対策を実践することで,本年も蔵王町の安全・安心なおいしいなしが,数多く消費者に届けられることが期待されます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


蔵王町の収穫間近のなし(令和元年10月)


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令和元年度第2回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催

2020年02月14日 08時40分55秒 | その他

 令和2年2月4日(火)に今年度2回目となる大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました。今回は4名の委員に今年度の普及活動内容や来年度計画について検討いただきました。
 初めに,令和元年度プロジェクト課題のうち今年度で完了する2課題「地域資源を活用した中山間地域での園芸品目の生産拡大」,「そばの生産性向上による中山間地域を担う法人経営の安定化」及び継続3課題「中山間地域の活性化を支える地域営農体制の構築」,「地域の特産品への安定供給に向けた大豆の生産性向上」,「新規就農した和牛繁殖農家の飼養管理技術向上及び経営安定化」について検討を行い,その後,令和2年度の普及指導方針(案)とプロジェクト課題(案)の検討を行いました。
 委員からは,昨年の台風19号被害の教訓等を踏まえた経営リスク管理の重要性,新規就農者支援の連携,スマート農業,中山間振興への期待など,多数の御意見や励ましの言葉をいただきました。今後,大崎地域の農業が持続的に発展していくよう,今回いただいた御意見を踏まえ,効率的・効果的に普及指導活動を展開してまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター
   地域農業班
 TEL:0229-91-0727
 FAX:0229-23-0910


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