宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA古川肉牛部会巡回検討会が開催されました

2021年08月06日 17時03分39秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 

令和3年7月19日から26日の4日間,関係機関・獣医師・部会役員・JA肉牛担当が全部会員を戸別訪問し指導・検討を行うJA古川肉牛部会の現地巡回指導会が開催されました。
 巡回検討会では,獣医師による牛の健康状態の確認や,部会役員による飼養管理状況や畜舎内外の清掃状況,家畜排せつ物の処理状況の確認と改善検討を実施しました。
  各畜舎ごとに夏場の暑熱対策や飲水の改善を主体に,生産性の向上と事故防止に向けた改善検討と,家畜排せつ物処理の適正な管理の確認や,改善に向けた情報提供が行われました。
 JA古川肉牛部会では,巡回検討会の継続実施により,飼養管理技術の向上による肉牛経営の安定を図ることとしています。
 普及センターでは,関係機関と連携し肉用牛の安定生産に向けた指導を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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大崎4Hクラブが親子の農業体験(小学生向け)で栽培指導をしました

2021年08月06日 15時54分27秒 | ②新たな担い手の確保・育成

    令和3年7月11日に大崎生涯学習センター(パレット大崎)主催の『親子でいっしょに農業体験&家庭菜園講座 ~トマト~』が開催され,約30名の親子が参加しました。
 このイベントは大崎地域の親子(小学生向け)を対象に,農業体験を通して食育に対する理解を深め,身近な自然環境について自ら進んで課題を見つけ,学び,考える力を養うことを目的に開催される全3回の体験型学習です。大崎4Hクラブ(大崎管内の若手農業者組織)は,このイベントを平成24年から継続して支援しており,企画や準備等を大崎生涯学習センターと連携して取り組んでいます。
 当日は気持ちのよい青空の下,トマトのバックカルチャーへの植え付けを行いました。4Hクラブ員は,植え方について丁寧に説明したり,参加した親子と一緒に作業を行いました。普及センターでは,今後も大崎4Hクラブの活動を支援していきます。

 <連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター   地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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登米市産ひまわりを登米市教育資料館にて展示中

2021年08月06日 14時50分13秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 国の重要文化財に指定されている登米市教育資料館(旧登米高等尋常小学校校舎)において,花の産地「登米市」のPRのため,7月21日(水)から登米市産の「ひまわり」を登米市産木材で作成したプランターで装飾した展示を行っています。

 展示場所は,教育資料館東側入口(とよま観光物産センター「遠山之里」側)で,同会場で開催中の「おかえりモネ展」の入口となっています。展示期間は, 8月17日(火)までの予定です。また,併せて登米市役所迫庁舎及び中田庁舎でもひまわりの展示を行っています。お近くにお越しの際は,是非御覧ください。

 普及センターでは,今後も,産地PRと地元産花きの販売促進に向けた支援を行っていきます。

   
 登米市教育資料館      登米市迫庁舎・中田庁舎

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

 


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需要期出荷に向けた新たな露地電照技術による夏秋ぎく栽培の現地検討会を開催しました

2021年08月06日 08時54分31秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 お盆やお彼岸の需要期出荷に向けた計画生産を可能にするため,今年度,普及センターでは県農業・園芸総合研究所(以下,農園研)と連携し,南三陸町内の2か所に赤色LEDを用いた夏秋ぎくの露地電照栽培実証試験ほ場を設け,現地適応性等を確認しています。
  これは,これまでに普及してきた白熱球よりも電照効果が高く,消費電力や寿命の観点からもより有用だと考えられている赤色LEDを用いた技術で,電照による開花調節効果が安定している品種と組合せて栽培実証しているものです。
 7月21日には 農園研と共催で実証農家である(株)小野花匠園を会場に,現地検討会を開催しました。県内の生産者,JA,関係機関等約40人に参加いただき,お盆出荷を狙った作型で供試している13 品種の栽培状況を視察して,赤色LEDの開花調節効果を確認しました。
 参加者からは,「電照をせずに露地栽培をしているが,需要期よりも開花が早く進んでしまっている。露地電照栽培の必要性を実感した。」との声も聞かれ,技術に対する関心の高まりが見られました。普及センターでは引き続き,農園研と連携しながら農家所得を向上させるため,技術の確立と普及拡大に向けて取り組んでまいります。
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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大阪市場向けきく類の現地検討会を行いました

2021年08月06日 08時50分41秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 お盆向けきく類の出荷まで後1か月と迫った7月7日に,大阪鶴見花き地方卸売市場の花き卸である(株)なにわ花いちばの担当者を招いて現地ほ場を巡回し栽培状況を確認しました。(株)なにわ花いちばでは,「アジャストマム※1」と称される「こんなきくがあったらいいな」という花屋さんの声にアジャストさせて生産し,生産地と消費地のムダを省いた商材を流通させる取組を行っており,本県からは南三陸町のフローリッシュ生産組合を筆頭に登米市,石巻市,大崎市,栗原市の生産者が連携して出荷を行っています。
 現地検討会には生産者8人が参加し,南三陸町と登米市内の輪ぎくと小ぎくの生産ほ場を巡回しました。普及センターからは出荷までの病害虫防除の徹底を呼びかけたほか,市場担当者からは,「コロナ渦であるが,お盆用の国産きく類の需要はより高まっており,確実に販売できると考えている。8月第1週からたくさんの出荷を期待している。」との心強い説明があり,出荷に向けて意欲の高まる検討会となりました。

※1 アジャストマムとは
 一般的なきく類の出荷規格は80~90cmであるのに対し,店頭に並んだ切り花はどれも80cm以下で使用され,切り落とされた茎葉が大量のゴミになっています。これらのゴミ処理に係る経費も非常に大きく,この出荷規格と使用実態のギャップを解消し,花屋がほしい時期・サイズにアジャストして出荷することで,産地と実需者の双方のメリットにつなげることを目的に取り組んでいるものです。
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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