宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

女性農業者がトラクターと刈払機のメンテナンスや操作方法を学びました

2021年11月26日 10時57分10秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和3年11月10日に農業・園芸総合研究所で開催された「輝け農業女子!機械セミナー」(主催:宮城県)へ女性農業者16名が参加し,管内から3名の女性農業者が参加しました。
 セミナーでは,(株)クボタの講師から農業機械のメンテナンス等について講義を受けた後,ほ場での操作実習が行われました。
 参加者は「いざというときのために自分も使えるようになっておきたい」「トラクター作業を委託しているが,自分で作業できるようになりたい」と意欲的に説明を聞いていました。実習用の機械は,車の運転と同様の感覚で操作がしやすい仕様になっているトラクターや,女性に使いたいと思わせるデザインの刈払機もあり,「これなら自分でも簡単に操作できる」「こんな機械を購入したい」と話していました。
 今後,女性が率先して農業機械作業に取り組むことを期待します。

  

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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集落農業の将来について意見交換! ~気仙沼市 表山田地区~

2021年11月26日 10時52分26秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和3年11月14日,気仙沼市本吉町の表山田振興会館において集落農業の将来について考える意見交換会が開催されました。
 昨年は集落内の農地所有者38名にアンケート調査を実施し,「後継者がいない」「農地は持っているが耕作はしていない」等の問題点が洗い出され,将来は「現状維持」または「農業をやめる」意向が多かったものの,集落農業を担う農業法人・組織ができれば協力したいという意見も出されました。これらの意見を受けて,担い手に農地を集約するにも,小区画農地が多く,大型機械を入れて効率化を図ることが難しいため,ほ場整備事業に取り組みたいとの気運が高まってきました。
 当日は,17名の農家が参加し,「農業の方向性」や「何を栽培するか」等4つのテーマについて自由に意見を出し合いました。参加者からは,担い手となる組織や法人への集約化や作業性の向上,有機米の栽培,米の他にも大豆やえだまめ・ねぎ・トマト等の園芸作物を栽培したいといった意見が出され,表山田地区で将来も農業をしたいとの参加者の思いが強くなりました。
 今後,これらの意見を踏まえて,表山田地区の農地が維持・活用されるよう将来ビジョンを作成し,その実現に向けて検討を重ねていきます。

        

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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