宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

東松島市被災元地のうめのせん定を行いました

2023年02月06日 16時47分14秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
令和5年1月31日(火)に,東松島市が令和の果樹の花里構想として野蒜地区の被災元地の一部に植栽しているうめのせん定を行いました。
普及センター職員が,管理を担う市内農業法人の代表及び社員に対して,主枝先端は1本とし外芽で切り返しを行うことなどを実演して,作業を進めました。
本年は,前年の切り返しせん定により短果枝が発生しており,ある程度,開花・結実が見込まれます。
普及センターでは,今後も病害虫防除などの技術支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

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なとりの花(名取市産切り花)の産地をPRしています

2023年02月06日 14時51分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 名取市は,カーネーションの切り花生産が年間約300万本と東北一の産地です。加えて,ばらをはじめとした他品目の切り花生産も盛んな地域です。
 例年,1月から2月は花の需要が減少しますが,この時期に市内で生産される切り花は,冬の寒さで茎葉が締まり,発色も良く,しっかりとした品質に仕上がります。
 旬の時期に,地元消費者に「なとりの花」(名取市産切り花)を広く知ってもらうために,名取市花卉生産組合が産地PRを開始しました。
 JR名取駅東西自由通路の展示パネルに,市内で生産されている切り花品目や「なとりの花」の取扱生花店を紹介するポスターを掲示するとともに,2月中旬に名取市役所に切り花の展示を行います。
 花き生産者,生花店,関係機関が連携して地元花き産地の知名度を高め,消費拡大を図ろうとする取組であり,地域内で特産品を盛り上げようとする機運が高まっています。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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令和4年度登米地域農業経営セミナーを開催しました

2023年02月06日 14時05分50秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 令和5年10月1日から消費税のインボイス制度(適格請求書保存方式)が開始される予定であり,農業経営への影響が懸念されています。そこで,農業分野におけるインボイス制度とその対応を学ぶため,令和5年2月2日に「令和4年度登米地域農業経営セミナー」を開催し,農業者や直売所関係者等42名が受講しました。
 講師として農業分野の税務指導経験が豊富な三井信一税理士を迎え,「インボイス制度導入による農業経営への影響と対策」と題して,制度の基本的な仕組みから今後どのように対応していくべきかまで事例を交えながらお話をいただきました。出席者からは説明が具体的でわかりやすかったといった声が聞かれ,インボイス制度に対する理解が深まったようでした。
 普及センターでは今後も農業経営の発展に向けて支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 

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令和5年産ハウスなす栽培講習会が開催されました。

2023年02月06日 11時11分15秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 大崎管内の古川地域は,県内一のなす産地です。昨年度から,単為結果性の新品種の栽培に取り組む生産者が増えていますが,適期の整枝せん定作業にかかる労力が大きいため,安定的に収量を確保することが課題となっています。そこで,当普及センターでは一本つる下ろし栽培の有効性について検証しています。
 令和5年1月24日には令和5年産ハウスなす栽培講習会が開催され,当普及センターからは一本つる下ろし栽培の検証結果について情報提供しました。単為結果性品種との相性も良いことが分かり,作を通して安定的に収量を確保することができました。生産者からは,「苗代はかかるが,作業はかなり楽になり,収量も伸ばせそうだ」との感想をいただきました。
 当普及センターでは,今後も,古川地域で生産されるなすの品質向上に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

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やくらい土産センター野菜生産者に対して巡回指導を行いました。

2023年02月06日 11時06分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援
 やくらい土産(どさん)センターは農事組合法人さんちゃん会が運営する農産物直売所で,平成6年のスタート以来,中山間地域である加美町の活性化に寄与してきました。しかし,新型コロナウイルスの影響等でここ数年の売り上げは減少傾向にあるため,普及センターでは,売り場づくりや販売品目の改善に向けた取組を支援しています。
 令和5年1月17日と20日には,新品目の導入を検討しているさんちゃん会野菜生産者5人に対して,栽培技術や肥培管理などを指導する巡回を行いました。苗の入手方法や病害虫の対処方法について分からないと感じている生産者が多いようでした。また,栽培講習会の開催や接ぎ木方法を教えて欲しいとの要望もあり,生産意欲の高さがうかがえました。
 当普及センターでは,今後もやくらい土産センターを拠点として,中山間地域の活性化に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

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