宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第2回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました。

2023年02月03日 14時47分26秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化
 令和5年2月3日に第2回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました。普及活動検討会は,当所の活動が農業者や地域住民に理解され,効率的で実効性のある普及指導活動を推進するために外部委員から御意見を頂くものです。
 今回は,プロジェクト課題No.2「ねぎ産地における冬越し囲い栽培の安定化と環境にやさしい栽培技術の取組拡大」について,動画や写真を用いて活動内容を紹介しました。委員からは資材費が高騰している中で,比較的高単価による取引きが期待できる冬越し囲い栽培の普及活動について評価していただきました。
 その他のプロジェクト課題や普及計画に関する意見交換では,各成果の地域へのさらなる波及や,販売面を考慮した関係機関との連携について御意見を頂きました。地域課題の掘り起こしや,関係者とともに計画的に課題解決に取り組むことの重要性,着実に所得確保に繋がる普及活動が改めて重要と感じました。今後の普及活動に活かしてまいります。

<連絡先> 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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JA古川ブランド米研究会が開催される

2023年02月03日 11時35分18秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 JA古川ブランド米研究会は古川産米のブランド化を目指して,「ささ結(東北194号)」・「ササニシキ」の良食味米栽培技術の向上に取り組んでおり,大崎の米「ささ結」ブランドコンソーシアムが主催する食味コンクール「ササニシキ系「ささ王」決定戦」へも積極的に参加し,令和4年度には会員が「ささ王」の栄冠に輝いています。
 新型コロナの感染拡大により活動を縮小していましたが,令和4年度より良食味米の栽培の基本である土づくりをテーマに活動を再開しました。会員の水田ほ場の土壌分析を実施し,大崎市在住で元東北大学教授の南條正巳氏をアドバイザーに迎え,分析結果の解説や施肥の改善方法について指導を受けました。会員からは,全国の様々な新品種に対抗するためには「ブランド力」が必要で,データに基づくしっかりした栽培で良食味米生産を継続していきたいとの意欲がうかがえました。普及センターは,米のブランド化推進について引き続き支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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みやぎ農業未来塾「若手農業者のための農業機械研修」を開催しました

2023年02月03日 09時26分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 新規就農者や女性農業者が,基本的な農業機械であるトラクターの基本操作やメンテナンスについて学ぶことで,農業生産の効率化,農作業安全の知識や技能を習得することを目的として,令和5年1月17日に農業機械研修を開催しました。
 本研修会は大崎農業改良普及センターと共催し,両管内より女性農業者6名を含む20名が参加しました。宮城県と包括連携協定を締結しているヤンマーアグリジャパン(株)東北支社の御協力のもと,講義と実習を行いました。
 最初に,農業機械による排水対策について講義を受けた後,屋外に移動し,トラクターの基本操作とアタッチメントの着脱,メンテナンス方法の実習を行いました。
 講師から,アタッチメント着脱において農作業事故が起きやすいポイントについて解説があり,参加者は真剣に聞き入っていました。その後,実際にアタッチメント着脱を行い,安全な操作手順を確認しました。
 メンテナンスの実習では,農作業後の点検や手入れを行うことで,安心して使えるようになり,機械の寿命が延びることなどを,部品を確認しながら学びました。
最後に「農作業安全」の講義が行われ,農作業事故の事例や農業機械に関する関連法律について説明がありました。
 参加者からは熱心に質問が出され,農業機械に関する関心の高さが伺われました。
 普及センターでは,今後も若手農業者のスキルアップや交流を促進し,早期の経営安定を支援します。

   


  <連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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ほ場管理システムの導入に向けて研修会を開催しました

2023年02月03日 07時39分21秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化
 農事組合法人泉(仙台市泉区)は大豆・水稲を経営する土地利用型法人であり,500筆以上のほ場を管理しています。法人では,ほ場のデータを,主に紙媒体の地図を使用して管理・記録しており,従業員への作業指示も紙で行うことに煩雑さを感じていました。また,指示の行き違いによる作業ミスの発生も懸念しており,ほ場管理システムの導入に関心を示していました。
 普及センターでは,法人から課題解決の相談を受けて,「みやぎアグリテックアドバイザー派遣事業」(専門家派遣)を活用した研修会の開催を提案したところ,前向きな回答があり,令和5年1月20日に研修会を開催しました。
当日は,講師の株式会社ヰセキ東北から,ほ場管理システム「アグリノート」の機能や活用方法を学んだ他,実際にスマートフォンでシステムの操作方法を確認しました。
 研修会の前は,導入しても使いこなせるだろうかといった不安が大きく,一歩を踏み出せない状況でしたが,導入後の活用イメージが湧き,経営に生かせる有効なツールだと認識した様子でした。
 普及センターでは,今後も法人経営の効率化を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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