宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「蔵の華」研修会を開催しました。

2023年02月08日 14時58分40秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 気仙沼市廿一地区の清流「蔵の華」廿一会では,酒造好適米「蔵の華」を栽培し,市内の蔵元2社に出荷しています。 
 研修会は2月4日に,「蔵の華」の出荷先である株式会社角星の白山製造場を会場に,会員14名が参加して開催され,今後の栽培やブランド化の方向性について,株式会社角星との意見交換や酒造施設見学を行いました。
 意見交換では,株式会社角星代表取締役社長斉藤嘉一郎氏から,廿一会の「蔵の華」についての高い評価をいただくとともに,会員からも,生産継続や販売拡大に向け積極的な意見が挙げられました。酒造会社と連携した今後の方向性について,要望に応じた増産の取組や,さらなる認知・販売拡大に向けたPR活動として,都市住民を呼んだ田植え体験等により地域おこしを展開するといったアイデアが挙げられ,次年度に向けた増産の意欲を共有することができました。
 意見交換後は,旧気仙沼市白山小学校を改装した製造場の見学を行いました。斉藤社長による酒造工程や施設の説明をとおし,求められる酒米の品質について理解を深めることができました。


<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

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みやぎ農業未来塾「雇用農業者のための農作業安全基礎研修会」を開催

2023年02月08日 10時18分14秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 令和5年1月31日に栗原合同庁舎において,「雇用農業者のための農作業安全基礎研修会~みやぎ農業未来塾 inくりはら」を開催しました。
 本研修会は,新規就農者(就農5年目まで)の半数を占める雇用就農者を対象に,共通の課題である農作業安全に関する基礎知識の習得と参加者同士の交流を図る目的で開催し,6名が参加しました。
 最初に普及センター職員が農林水産省の「令和4年度農業者向け農作業安全研修ガイドライン」に基づき,「農林水産業・食品産業の産業安全のための規範」の映像資料を活用して講義を行い,その後「ヒヤリ・ハット体験と防止策について」意見交換を行いました。参加者からは「自分にも思い当たる事例が多く,参考になった」「他法人の方の意見が聞けて有意義だった」などの意見が聞かれました。また,今後実施してほしい研修としてSNS活用術,農業機械の運転・メンテナンス,栽培管理技術等があげられていました。
 普及センターでは,今後も技術研鑽や交流等を通じて,若手農業者の育成に努めてまいります。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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