宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA仙台斑点米カメムシ研修会が開催されました。

2024年08月01日 17時45分33秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年7月22日に、JA仙台宮城支店において斑点米カメムシ防除対策研修会が開催されました。

 近年斑点米カメムシの被害による落等が多くなっているうえ、7月19日に、病害虫防除所から「斑点米カメムシ類の注意報」が発表され、今年も発生量が多いと予測されています。今回の研修では、防除のタイミングや注意点などを普及センターから説明し、今年は特に出穂期が早まると予測されるため、穂揃期とその7~10日後の2回防除を計画的に実施することを伝えました。昨年も2回防除で対応している方が多く、防除意識の高さが窺われました。

 また、JA仙台から、前日に行ったすくい取り調査結果について報告されました。水稲の出穂前でもヒエやホタルイが残草しているほ場では、大型のクモへリカメムシやホソハリカメムシ、小型のアカスジカスミカメなどが多数すくい取られており、防除の必要性を参加者で確認することができました。

 カメムシの防除は、地域で一斉に防除することが重要であるため、JAの共同防除への参加も促しながら、カメムシ被害減少に向けてJAと協力して対策を進めていきます。

 


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若手女性農業者組織「ベジ☆Hope」の視察研修が開催されました

2024年08月01日 08時46分05秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 石巻地域の若手女性農業者で組織される「ベジ☆hope」の視察研修が7月26日に開催されました。

「ベジ☆hope」は、平成24年度に石巻農業改良普及センターのプロジェクト活動を契機に設立された組織です。自発的な会の運営を目指して、会員の希望する視察や研修会を会員自ら企画し、資質向上と他の農業者等との交流を図っています。

 今回の研修会では、桃生町中津山にある「社会福祉法人ふれあいの里 在宅障がい者多機能支援施設 ラボラーレ」の施設見学と、同施設内にある農業部門の運営状況を視察しました。

 農福連携の状況を実際に見ながら、施設の職員と会員間で、利用者の方々と一緒に作業するのに適した栽培品目について意見交換をしたり、利用者と施設の職員で作っている手作りパンを購入させてもらうなど、貴重な経験となったようです。

 


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JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会の出荷目揃い会が開催されました。

2024年08月01日 08時22分03秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年7月30日、JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会主催によるお盆用菊類の出荷目揃え会が集出荷場で開催され、生産者6人、株式会社仙花1人、JA1人、普及センター1人が参加しました。
 当日出荷された輪ギクの出荷箱からサンプルを取り、花の咲き具合、病害の有無等について、株式会社仙花の担当部長から「花が咲きやすい品種、咲きにくい品種があり、品種に合わせた収穫を心がけてください」とのアドバイスのほか「全国的な情報としては、高温により出荷が前進化すると聞いていたが、実際には前後に分散している様子。熱中症に気をつけて出荷作業を頑張ってもらいたい。」と他産地の情報提供や激励がありました。
 普及センターでは、今後とも管内花き産地の販売額向上を支援していきます。


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