宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

亘理名取りんご栽培研修会を開催しました

2024年08月21日 17時12分32秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年8月20日に亘理名取果樹振興協議会(事務局:当普及センター)主催で会員の相互交流を目的に亘理名取りんご栽培研修会を開催し、会員26人の参加がありました。この研修会は毎年開催していましたが、新型コロナウイルス感染症の影響等で令和元年以来5年ぶりです。

 当普及センターからは、気象経過、生育状況及び高温対策について情報提供しました。

 会員の名取市高舘のりんご園地の視察では、経営概要を御紹介していただき、生育状況について情報交換を行いました。園主の板橋氏は、結実、果実肥大は順調であるが、今後も高温が続くと、果実の日焼け、着色不良、果肉障害の影響が出ないかを心配していました。

 その後、宮城県農業・園芸総合研究所へ移動し、果樹チームの研究員を講師にりんごほ場を視察し、主要品種の生育状況、りんごジョイントV字樹形栽培、品種の特徴等について説明がありました。参加者から,栽培適応性試験中の品種の特性についての質問が多くあり,今後の栽培品種選定の参考としていました。

 当普及センターでは、品質の高いりんご生産に向けて、栽培管理及び病害虫防除の支援を行っていきます。

 <連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「良質米の敵!」斑点米カメムシのすくい取り調査を実施しました

2024年08月21日 09時11分41秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

今年は高温で斑点米カメムシの発生が早まっていますが、登米市内各地区では、8月2日から水稲の斑点米カメムシ防除が実施されています。

防除に先立ち、迫稲作経営部会では斑点米カメムシのすくい取り調査を実施、普及センターも参加しました。当日は3班に分かれ、各班5筆ずつすくい取りを実施し、その後カメムシの頭数と種類を確認しました。

宮城県で最も発生が多い「アカスジカスミカメ」の他、それよりやや大きいカメムシ類も複数種確認されました。出席者は防除の必要性について改めて認識するとともに、次回のすくい取りは防除終了後に実施し、防除効果を確認することで了解されました。

普及センターでは、今後も良質米生産について支援を行ってまいります。

すくい取りの様子 

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする