令和元年7月30日に,宮城県醸造用ぶどう勉強会を(株)仙台秋保醸造所を会場に開催しました。宮城県醸造用ぶどう勉強会は,県内のワイナリーや新規醸造用ぶどう栽培者などを対象として,ワイン造りの担い手の栽培技術向上を目的に,7月30日と8月20日の2回開催します。 今回の勉強会では,山梨大学ワイン科学研究センター客員教授の佐藤充克氏を講師に,栽培管理と香り成分の関係というテーマで,講義とほ場見学を行いました。講義では,ぶどうの香り成分が多くなる早朝に収穫することや,暗きょの設置と高畝栽培により水分を減らし,ストレスをかけることで香り成分が増加することなど,国内外の栽培事例や研究成果等が紹介され,参加者は熱心に聞いていました。 次回は,健全で品質の良いぶどうを生産するための栽培管理をテーマに勉強会を開催します。
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