令和5年の夏は、猛暑と少雨が重なり、県内全体で農産物の品質低下や収量減少などの影響がありました。また、当管内で生産の多い果樹では、温暖化により暖冬傾向が強まると春の開花時期が早まり、凍霜害の発生リスクが大きくなります。
このような中、大河原農業改良普及センターでは、職場研修として、気象庁の気候情報課 萱場予報官を講師に招き、気候情報の活用に関するセミナーを開催しました。
セミナーでは、気象庁のホームページで公表されている気温予測値の活用方法について、表計算ソフトで演習を行いながら指導をいただきました。
気温の予測値を使うことで、平年値を用いる場合より、水稲の刈取適期等をより正確に予想できることが体感できました。
普及センターでは、今回学んだことを積極的に取り入れ、今後の技術指導等を行っていきたいと考えています。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138