美里地区生活研究クラブ連絡協議会(会員34人)は、農村の生活と農業生産に関する知識や技術の習得を目的とした研修会を行い、相互に資質向上を図っています。
令和5年7月20日、株式会社渡辺採種場瀬峰研究農場を会場に、農産物直売所等への出荷・販売や農産加工の取り組みに役立てるとともに、家庭における季節の移り変わりに応じたバラエティー豊かな食生活に活用するため、高品質な野菜生産に関する栽培技術と近年開発された新しい野菜品種について学ぶ研修会を開催し、会員13人が参加しました。
初めに、秋野菜のは種及び定植時期の目安とその理由などの栽培のポイントや、市場出荷・農産物直売所・自家消費のそれぞれの用途に適する品種等について講義を受けました。
その後、研究ほ場に移動して、収穫終期の様々な春野菜ほ場と、は種作業が進められている秋野菜の育苗ハウス等の見学を行いました。会員からは、育苗時に使用する被覆資材の使用期間やかん水のタイミング、病害虫防除のポイントなどの様々な質問が出されました。
普及センターでは、引き続き農山漁村のより良い生活や地域の活性化に向けた、女性農業者の活動支援を行っていきます。
<問合せ先>
美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225