宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米米山支部タマネギ部会現地検討会が開催されました

2016年04月15日 12時28分20秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 登米管内におけるタマネギ栽培は米山町を中心に取り組まれており,主に加工業務向けに出荷されています。関係機関ではタマネギを露地野菜の振興品目に位置づけ,各種支援策を講じながら生産振興を図ってきました。
 そのような中,去る平成28年4月11日にJAみやぎ登米米山支部タマネギ部会の現地検討会が開催されました。当日はおよそ10名の関係者が参加し,普及センターからは生育状況の確認と,今後の栽培管理について指導を行いました。
 平成28年産タマネギの生育状況は,冬季が温暖に経過したこと,4月以降に定期的な降雨があったこと等により概ね順調に経過しています。
 普及センターでは水田フル活用を進めるべく,引き続き関係機関と連携しながら栽培技術の支援を行ってまいります。

〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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大川の農業を考える会を開催しました。

2016年04月14日 11時59分35秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
 平成28年3月16日に石巻市大川地区において定期的に実施してきました「大川の農業を考える会」を開催し,関係機関とともに水稲栽培の留意点及び農地復旧計画の情報提供と大川地域の復興へ向けた意見交換を行いました。
 水稲栽培については,営農再開後に実施した生育調査結果や現地事例に基づき,今年作へ向けた留意点について説明しました。特に地力と施肥の関係では,肥効が持続する緩効性肥料の活用等について説明しました。また,栽植密度についても品種の特性に合った密度として,過度な疎植は行わないよう助言しました。
 営農再開計画については,工事担当部より年次ごとの農地復旧面積及び工事計画等について説明がありました。
 普及センターでは関係機関とともに,「大川の農業を考える会」を主催してきましたが,今後も,地域の担い手法人等と調整しながら,「大川の農業を考える会」の実施等,支援活動をを行っていきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612,FAX:0225-95-2999

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大豆指定種子生産ほの生産物審査が終了しました

2016年04月12日 13時21分40秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 大崎普及センター管内では,JA古川とJA加美よつばが大豆の種子生産に取り組み,あわせて11名の生産者が,タンレイ,きぬさやか,ミヤギシロメの3品種の種子生産を行っています。各生産者は,それぞれ手選別による調製作業を行い,調製後の生産物を,普及センターが生産物審査を実施しています。
 平成27年産大豆の生産物審査では,合計689袋(30kg/袋)について,事前に審査用サンプルを抽出し,被害粒と発芽率を審査しました。その後,各JAごとに農産物検査が行われ,今年は蔓化・倒伏の影響により,刈り取り時の汚粒発生が多かったため,一部,汚粒によって準種子となりましたが,ほぼ契約数量を確保することができました。
 今後も普及センターでは,優良種子の安定生産へ向けた取り組みを支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班 
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910

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JAみやぎ登米グリーンポートきゅうり選果機安全祈願祭および起動式が開催されました

2016年04月08日 16時00分41秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体
 おおよそ50年来の産地となる登米市のきゅうりは,平成27年実績で出荷数量約3,200t,販売額約7.5億円となり,登米市園芸の中心的な品目となっています。
 これまで,JAみやぎ登米を中心に関係機関連携のもと生産振興が図られてきましたが,昨年度は選果機の再整備(JAみやぎ登米),育苗用施設の増設((株)なかだ農業開発公社)など,きゅうり生産体制の大幅な強化が図られました。
 そのような中,きゅうりの共選出荷開始に先駆け,4月5日に選果機安全祈願祭および起動式が開催されました。当日は約90名の関係者が集まり,選果機を核としたさらなるきゅうり生産振興に大きな期待が寄せられました。
 普及センターでは,引き続き関係機関と連携しながら,きゅうりの生産拡大に向けて支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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くりはら食ツーリズム研究会が食アメニティコンテストで農村振興局長賞を受賞!

2016年04月08日 08時55分28秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体
 くりはら食ツーリズム研究会(会長:小野寺麗子,会員10名)が,一般財団法人農村開発企画委員会主催の第25回(平成27年度)食アメニティコンテストで農林水産省農村振興局長賞を受賞しました。
 本コンテストは,農山漁村の女性グループなどによる,地域特産物を活用した地域づくりに貢献している優秀な活動事例を表彰するもので,これまで全国で200件以上のグループ等が表彰を受けています。平成27年度は9つのグループ・個人が受賞し,3月29日に東京都内(生協総合研究所)で表彰式が行われました。
 くりはら食ツーリズム研究会は,栗原市が平成18~22年度に実施した,食による交流人口の拡大を目指し地元食の伝承とレシピ化を調査・検討する事業をきっかけに,事業にかかわったメンバー有志で平成23年4月に設立されました。平成22年度までの事業では,地元食を活用した「食のツーリズム」に関する計26回の研究会を実施し,31品の「地元食」レシピや情報をまとめた『地元食の本』を編纂しました。また,研究会では,イベントなどで「地元食」の提供や調理体験など,地元の食と食にまつわる文化や風土,歴史,産業などをツーリズムに活用して人々に伝え,食を通じた心豊かで充実した暮らしを創造し地域社会に広める活動をしています。
 審査では,餅料理(えび餅,じゅうねん餅,ずんだ餅),がんづき等の「地元食」の魅力で観光客を積極的に誘致していることなどが高く評価され,表彰式では小野寺会長が「食のツーリズムを通じ,これからも地元食の良さを伝えていきたい」と受賞の感想を述べ,会員と喜びを分かち合っていました。
 普及センターでは,今後も農村女性グループ等の活動を支援していきます。

 
末松農村振興局長から賞状授与される小野寺会長

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144

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春まきたまねぎの育苗巡回後にいよいよ定植作業開始!

2016年04月07日 16時01分55秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体
 JA加美よつば玉葱部会では,端境期となっている7~8月に収穫を目指す「春まき栽培」に平成28年から取組んでいます。播種作業は2月2日に部会長をはじめ生産者5名が共同で播種機械を使用して土詰めと播種を行いました。その後4月上旬定植に向けて3月25日に全戸巡回を行いました。苗の生育状況を生産者,JA,普及センターで検討しました。播種後の天候が良好であったこと,発芽の揃いも良かったことから,葉鞘径で4〜5mm前後の良質な苗となりました。また,セルトレイの下に敷く遮根シートや育苗方法により,根張りや根巻きの状況が異なっていたため,今後の生育についても注意深く観察していくことになりました。
4月5日現在で,2名の生産者が春まきたまねぎの定植を済ませています。他の生産者も水稲の春作業前に剪葉や定植準備ができ次第,定植を完了する計画です。普及センターでは今後も継続して支援していきます。

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花育を知ろう!

2016年04月04日 09時30分04秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成28年3月25日,石巻市桃生の永井いきいき交流センターを会場に,若手女性農業者の資質向上と,農業の魅力についてより理解を深め発信に活かすことを目的として,女性農業者スキルアップ講座を開催しました。
 今回は,「花育を知ろう」のテーマで,指導農業士の西條由美恵氏より花育教室と花育についての講話をいただきました。桃生地区では,6軒の農家がガーベラを作っており,西條氏は約30品種を栽培しています。日本フラワーデザイナーの資格を持ち,学校や地域での花育アレンジ教室に対応されています。
 講話の中で西條氏は,花育アレンジ教室を通して,子供や大人に五感で花を味わう(楽しむ)ことを伝えている。花を選んだり,贈ったりする楽しさや,人とのつながり,心のゆとりなどを感じて欲しい。と話されていました。
講座では,実際に親子一緒にフラワーアレンジを体験し,花と関わる楽しさを感じることができました。参加した子供からは,楽しかった,ピンクの花が好き。等の声が聞かれ,母親である女性農業者からは,初めて体験したが,息子がこんなに集中するとは思わなかった。との感想が聞かれました。最後にガーベラのハウスを見学し,参加者は色とりどりのガーベラに驚いていました。
 講座の後には,石巻地域若手女性農業者組織ベジ☆Hopeの総会を開催し,今後も農業に関する学習や交流と併せて,農業の魅力や良さを発信することにも活動の幅を拡げていくことを確認しました。
 普及センターでは,今後も女性農業者の活動を支援して参ります。


 最後にみんなで記念撮影

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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