宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

新型アイガモロボがお披露目!スマート農機の活用で環境にも人にも優しい農業を!

2024年06月20日 17時35分13秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 大崎市や県、JA、生産者などで組織する「大崎市有機農業・グリーン化推進協議会」は、稲作で環境にやさしい農業に取り組むうえでネックとなる、水田の除草作業の負担を軽減するアイガモロボなどのスマート農機の現地講習会を大崎市松山で開催し、約30人が参加しました。

講習会では、国の「みどりの食料システム戦略」に対応した、有機農業に取り組む生産者に役立つ技術として、水田雑草の成長を抑えるアイガモロボと、スマートフォンを活用した水管理システムが紹介されました。さらに、新型のアイガモロボのデモンストレーションが行われ、参加者の注目を浴びていました。

開発中の新型のアイガモロボは、従来型と同様にソーラーパネルとバッテリーを搭載し、水田を自動で移動しながら雑草の発生を抑えるもので、従来型のスクリューの水流で泥を巻き上げる方式から、ブラシで泥を直接かき回す方式に変更されました。また、従来型より軽量化され、速度も向上したことから、より広い面積に対応できるとのことです。

通信方式の変更などで価格が従来型より安くなる見込みとの説明もあり、参加者は水田で稼働するアイガモロボを関心高く見つめていました。

普及センターでは、講習会を主催した協議会に参画し、生産者や関係機関と共に環境にやさしい技術の実証や普及に努めていきます。

 

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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表山田・三段田地区ほ場整備事業推進委員会が開催されました

2024年06月20日 14時17分40秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年5月30日に表山田・三段田地区ほ場整備事業推進委員会が開催されました。

 昨年度から県営農地整備事業の受託調査が始まり、2年目を迎えるに当たり、委員会と関係機関とで昨年までの議論の総括と今後スケジュール等について打合せを行い、相互に齟齬が生じないよう意見のすり合わせを行いました。

 令和8年度に事業が開始できるよう、今年度も地域一丸となって進めていく方針が確認されました。また、この打合せ内容については、情報誌「かわら版」を発行し、各委員から地元関係者全員に周知することとしました。

 普及センターでは、引き続き活動を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:022-22-1606

 

 


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「特A奪還」を目指し、つや姫栽培講習会が開催されました

2024年06月18日 17時54分32秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 つや姫は、晩生で作期の分散が図れること、高温登熟性に優れることなどから、登米市でもひとめぼれに次ぐ主力品種となっています。

 昨年度、宮城県産のつや姫は、初めて特AからAへランクを落としました。管内でも、登熟期間の記録的な高温による玄米品質の低下により茶米や充実不足粒が発生し、一等米比率が低下するなど、大きな影響を受けました。

 それを受け6月12日、JAみやぎ登米迫稲作経営部会が中心となり、「特A奪還」を目指してつや姫の栽培講習会が開催されました。当日は生産者14名及び関係機関の担当者約15名が参加し、普及センターからは、品種の特性や品質を低下させない施肥方法、昨年度の発生も踏まえた病害虫防除方法について説明しました。また、刈遅れにより茶米が発生しやすいので、適期刈り取りが大切であることも説明しました。

 生産者からは、効果的なカメムシ防除の時期や、県内産のつや姫の評価についての質問があり、生産に対する意欲が伺えました。

 普及センターでは、今後もつや姫及び水稲生産に対する支援を行ってまいります。

講習会の様子

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 

 

 


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令和6年度気仙沼地区農業士会総会が開催されました

2024年06月18日 15時46分12秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年6月13日、気仙沼市本吉町内で、気仙沼地区農業士会の令和6年度総会が開催され、会員7人及び関係機関5人が出席しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、これまで書面開催が続きましたが、今回は対面での開催となり、少し緊張した雰囲気の中で始まりました。

 山内寿行会長のあいさつ、気仙沼農業改良普及センター所長の祝辞の後、議事が進められました。議案は全て承認され、研修会や情報交換会の開催など今年度も地域農業の振興及び若い担い手の育成に向けて活動していくことを確認しました。

 普及センターでは、引き続き地区農業士会の活動を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:022-22-1606


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JAみやぎ登米迫稲作経営部会の現地検討会が開催されました

2024年06月18日 15時30分52秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年6月12日に、JAみやぎ登米迫稲作経営部会の現地検討会が開催され、生産者及び農薬メーカー担当者約15人が参加しました。

 当日は部会員の4ほ場を巡回し、水稲の除草剤試験の効果と生育状況の確認を行いました。除草剤試験については、4ほ場とも高い抑草効果を確認することができました。また、除草剤試験ほ場以外の残草しているほ場の状況や対策について活発な情報交換が行われました。今後の管理として水管理や中干しなどについて普及センターから情報提供を行い、生育は順調に進んでいることも説明しました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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病害虫防除に関する研修会を開催しました。

2024年06月18日 15時30分40秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 国道47号線沿い、大崎市岩出山地区に位置する道の駅「あ・ら・伊達な道の駅」は2020年、2021年のじゃらんの道の駅ランキングで1位となるなど、全国的にも人気の高い道の駅です。道の駅には、池月道の駅農産物出荷組合が運営主体となっている農産物直売所があり、新鮮な青果物や農産加工品の売り場は連日多くのお客様でにぎわっています。

 普及センターでは、令和6年6月14日に出荷組合の組合員に対して安全・安心で環境にやさしい農産物生産をより一層推進するための研修会を開催しました。当日は普及センターの職員等3名を講師として、「みやぎの環境にやさしい農産物認証・表示制度」や農薬のみに頼らない病害虫防除法などについて説明を行いました

 普及センターでは、今後も安心・安全な農産物を皆様にお届けするため、このような研修会を随時開催し、生産者の方々の技術向上支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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JAみやぎ登米花卉部会菊専門部で出荷査定会・現地検討会が開催!

2024年06月18日 13時12分07秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年6月11日に、スプレーギクの出荷が増える時期に向けて、JAみやぎ登米花卉部会菊専門部の出荷査定会・現地検討会が開かれました。

 JAみやぎ登米大瀬集出荷場での出荷査定会では5人が参加し、市場関係者から助言を受けながら出荷に関する調製の目合わせを行うとともに、今後の品種選定や来年度の出荷スケジュールについて話し合いが行われました。

 また、現地検討会では、今後収穫の最盛期を迎えるハウスを巡回し、品種特性や栽培する際の注意点について、実物を確認しながら情報交換を行いました。

 普及センターからは今後の栽培管理の注意点や農薬の適正使用について情報提供を行いました。特に、向こう1か月の平均気温は高温で推移する見込みであるため、高温対策やアザミウマ類の防除を呼びかけました。

 普及センターでは引き続き産地発展に向けた支援を行ってまいります。


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RTK直進アシストトラクター大豆播種実演会を開催しました

2024年06月18日 08時07分19秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年6月12日(水)に、RTK直進アシストトラクターによる大豆の播種作業の精度の高い直進性を確認し、それに続く中耕培土作業などがより容易に行えることの実証を目的として、栗原市志波姫地区の水田で開催しました。

大豆栽培において収量・品質の向上を目指している生産者やRTKシステムに関心のある生産者をはじめ、JA新みやぎの職員など24人が参加しました。

実演会では、ヤンマーアグリジャパン株式会社 東北支社 アグリサポート部のご協力により、RTK直進アシストトラクターに装着されたパワーハローによる大豆の播種前の耕起・整地・鎮圧作業、その後、真空播種機による播種作業の実演が行われました。

参加者は、RTK直進アシストトラクターの直進性や等間隔での耕起や播種作業に興味を示し、その様子を真剣に見つめていました。

普及センターでは,今後も大豆栽培における収量・品質の向上、RTKシステムの利用拡大に向けて支援してまいります。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144


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栗っこズッキーニフェアを開催中です

2024年06月17日 17時43分36秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 
 
 栗原市で栽培された「栗っこズッキーニ」は、出荷量が県内第1位で、6から7月に出荷最盛期を迎えます。
 それに併せて、元気くん市場仙台南店でズッキーニのレシピを配布するとともに、「栗っこズッキーニもっともっとキャンペーン」を開催しています。
 ズッキーニを使った料理の写真に応募用のハッシュタグを付けてInstagramに投稿すると応募でき、応募いただいた方の中から合計7名の方に栗っこズッキーニ1箱(2kg)をプレゼントします。
 この機会にぜひズッキーニ料理に挑戦してみてはいかがでしょうか!

☆応募期間☆
令和6年6月15日(土)~令和6年7月15日(月)

☆応募方法☆
①公式Instagramアカウント「ございんくりはら」(@nhkhsinbk)をフォロー
②応募者は、期間中の応募用ハッシュタグ「#栗っこズッキーニキャンペーン2024」及び「#( お住まいの都道府県名)」をキャプションにつけ、応募者のズッキーニ料理画像を投稿

【元気くん市場仙台南店】
営業時間 10:00~18:00



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 / 先進技術班
TEL:0228-22-9437 / 0228-22-9404
FAX:0228-22-6144


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小麦ほ場巡回指導会が開催されました

2024年06月17日 17時40分01秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年6月12日に豊里地区の令和6年産小麦ほ場巡回指導会が開催され、生産者6名が参加しました。

 普及センターからは刈取適期の判断のポイントや赤かび病被害粒混入防止のための注意点などについて説明しました。令和6年産は刈取適期が早まっており、刈遅れにならないよう注意を呼びかけました。その後、穂水分測定結果による刈取適期予測日を参考に、巡回によりほ場状況を確認し、生産者と情報交換を行いました。品質向上を目指し、豊里地区では6月中旬頃から刈取が始まる予定です。

 普及センターでは、今後も登米管内の麦類の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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