現下、様々な無線LANサービスが各社から提供されているけれど、安くて接続が簡単で、速度の速いサービスというのがなく、提供サービスも多くあまりにもわかり難いと思った。これにも増して地域毎に提供される無線LANも存在するから余計難解になってくる。
大きく分類すれば以下のようになる。
1.NTT系
フレッツスポットやHOTスポット、docomoWifiなどわけわからない状態になっている
2.KDDI系
KDDIのau-wifiやUQ無線スポット、Wi2サービスとなる
3.SOFTBANK系
1と同様ずいぶん前から普及しているサービスだがSSIDを見ると、mobilepointやらSOFTBANKやら、ここ数年ではFONまで取り込んでいる。
4.CATV系
これさっぱりわからない。J-COMとか。
5.電力会社系
これも使ったことないからわからない。関西のケイ・オプティコムが有名。
6.通信機器系
最近の人達には馴染みが無いかもしれないけど、フリースポット協議会が提供している無線LANである。これは古くからあるものでもっと広がってほしいと思われていたのだが、使用機器がバッファローのみであったこと(現在ではどうなってるか知らない)からバッファロー(メルコ)主導のものだと誤解されて久しい。SSIDはfreespot。
僕がたまに使うのは2のwi2で、これは都内いろんなところでつながるからとても便利だと思っている。次いで1のdocomoなのだが、これはつながる範囲や場所がやや限られており(駅やホテルやなぜだかロッテリア)どうにも不便。3のSOFTBANK系は特にFONが増えてからわけがわからないのと、wi2サービスにmobilepointが含まれていることもあって特にこれを個別に契約する必要のないものである。
使用料金は1~3は月に400円未満。6は無料。だからwi2とmobilepointを同時に契約すると月に800円近くかかることになる。1~3はそもそも携帯電話通信のトラフィックを逃がす目的で普及促進されているものだからもっと価格を安くしてもよいと思われる。
接続の仕方はどれも同じようなもので、wepキーを入力後webページで認証行為が発生する。スマホなどでは専用の接続アプリがあるので特に気にしなくても自動でつながっていることが少なくない。PCからつなぐ場合にはweb上での認証行為が忘れがちになるので、ここは注意が必要だ。
速度の面でみると、どれもこれも都内で使う分には変わりはないと思って間違いない。下りで2~3Mbps。地方だと元々のインターネット接続がファイバーではなくメタルやWimaxを使っているところもあり、その場合には帯域が少し絞られる場合が多いと聞く。
本日は東陽町のマックでスピードテストをしてみたので参考までに。
----- BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver5.2001
測定日時: 2012/08/05 14:07:03
回線/ISP/地域:
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1.NTTPC(WebARENA)1: 3.24Mbps (403.8KB/sec)
2.NTTPC(WebARENA)2: 6.27Mbps (782.83KB/sec)
推定転送速度: 6.27Mbps (782.83KB/sec)
14:47 2012/08/05 東陽町 looxu