1月24日のこと、木星の4大衛星のうち3つが、
木星面に重なるという珍しい現象を、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえました。
木星では数十個以上も衛星が見つかっています。
そのうちイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つは通称“ガリレオ衛星”と呼ばれ、
双眼鏡や小口径の天体望遠鏡でも見ることができる、おなじみの天体なんですねー
1610年に天文学者ガリレオ・ガリレイが発見したので、この名前が付けられています。
今回ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたのは、
この“ガリレオ衛星”のうち3つが、同時に木星面と重なるという珍しい現象。
画像には6時28分にイオとカリストが、木星面上に位置するようすと、
7時10分にイオが木星面の西縁へと通過し切る前に、
東縁からエウロパが通過を始めるようすとが写っています。
今回のように3つの“ガリレオ衛星”が、同時に木星面を通過するのは、
10年に1、2度の現象で、とても珍しいそうです。
この他にも、2015年は地球や太陽から見て、木星の赤道面がほぼ真横に見えるので、
衛星同士が隠し隠される相互現象が見られるんだとか。
これは、6年に1度のタイミングだそうですよ!
木星面に重なるという珍しい現象を、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえました。
木星面に重なるイオとカリスト(左) 左下にエウロパも加わる(右)。 |
木星では数十個以上も衛星が見つかっています。
そのうちイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストの4つは通称“ガリレオ衛星”と呼ばれ、
双眼鏡や小口径の天体望遠鏡でも見ることができる、おなじみの天体なんですねー
1610年に天文学者ガリレオ・ガリレイが発見したので、この名前が付けられています。
今回ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたのは、
この“ガリレオ衛星”のうち3つが、同時に木星面と重なるという珍しい現象。
画像には6時28分にイオとカリストが、木星面上に位置するようすと、
7時10分にイオが木星面の西縁へと通過し切る前に、
東縁からエウロパが通過を始めるようすとが写っています。
今回のように3つの“ガリレオ衛星”が、同時に木星面を通過するのは、
10年に1、2度の現象で、とても珍しいそうです。
2月中に起こる主な“ガリレオ衛星”の相互現象。 |
この他にも、2015年は地球や太陽から見て、木星の赤道面がほぼ真横に見えるので、
衛星同士が隠し隠される相互現象が見られるんだとか。
これは、6年に1度のタイミングだそうですよ!