宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

今年の初ツーリングは蕎麦ツーリング

2015年06月11日 | バイク・旅・ツーリング
かなり出遅れましたが、これが今年の初ツーリング ^_^

美味しいもん食べて、温泉入って、のんびり走るつもりが、
天気予報は雨…

まぁー 午前中は持ちそうなので、気を取り直して出発するかーっ!
ってことで、集合は名神高速の桂川パーキング。

今回は鯖寿司と越前おろし蕎麦に舌鼓を打ちつつ、
日本海を眺めながら温泉を楽しむ、福井までのツーリングです。

メンバーが集まると、
まず目指すのは、鯖街道にある“栃生梅竹”さん。 有名どころですね(*^_^*)

京都東で高速を降りると、西大津バイパスを抜けて鯖街道へ。
1時間ちょっと走れば“栃生梅竹”さんに到着。

朝食に軽~く鯖寿司をつまもうというわけです (^_^ )

購入したのは元祖鯖寿司とサーモンの押し寿司。
お店の横にあるロッジ風の休憩所で食事ができました。

〆られた鯖は、酢が強かったり、醤油をかける必要もなく、
プリっとした身は程よい浸かり具合で、酢飯と良く合う。
そのままでパクパクいけましたー

サーモンは、ほのかにスモークの香りがする上品な味。
こちらは、甘めの醤油を少しつけるとウマー (^.^) でした。


小腹が膨らんだところで、
鯖街道から161号を北へ気持ち良~く走り県道140号に入ると、
片側交互通行のトンネルが見えてきます。

幅は車1台分くらいの長いトンネルなので、
とにかく待ち時間が長かったですねー

この後、北国街道に出ると北へ走り、
お昼を食べに福井の越前市へ (^^♪

ただ、しばらく走ると雨がパラパラ…

今庄あたりで雨粒が大きくなってきたので、
ここでカッパを装着し、武生からは国道8号~417号を走ると、
越前おろしそばの老舗“森六さん”に到着です。

ここのメニューは基本的に“おろしそば”と“せいろそば”の2種類。

“つゆそば”や“天ぷらそば”などなく、
“せいろそば”も今の代になって始めたんだとか…

「純粋に蕎麦の美味しさを味わうお店なんですねー」っというわけで、
今回も、明治4年の創業当時から続く伝統メニュー“おろしそば”を注文です。

いつものように、小ぶりなお皿でやってきた“おろしそば”は、
歯ごたえのある極太の蕎麦、その上に大根おろしと削り節。

今回の大根は辛みがたっていて、
噛めば少し甘みのある蕎麦との相性バッチリでした。


店を出てみると、やっぱり雨… (-_-;)

仕方なくカッパを着て向かったのは越前海岸。
小雨でも降っていると、走っていても楽しめませんねー

まぁー 次の目的地は露天風呂漁火です。

天気が良ければ、
日本海を一望できる露天風呂を楽しめるはずだったんですねー

湯船から外を見てみると、空も海も灰色…
でも、雨の中を走ってきたことを考えると十分くつろげました。

さて、ここで一服した後は、
敦賀まで海岸沿いを走り、雨の高速で一気に帰ってきました。

帰ってみると、寒さで体は ガクガク ブルブル…
んーっ 昼までは十分楽しめたからイイっかー (#^.^#)
今年の初ツーリングは、越前市へ蕎麦ツーリング のマップ


21年後にはブラックホール同士の衝突があって、重力波が観測できる?

2015年06月11日 | 宇宙 space
宇宙で最も激しい現象…
それは、2つの巨大ブラックホール同士の衝突かもしれません。

この現象は、まだ目撃されたことは無いのですが、
新しく発表された論文によると、近いうちに見ることができるようです。
NASAのX線天文衛星“NuSTAR”が撮影した衝突する2つの銀河。
どちらの銀河も、中心に巨大なブラックホールがあるので、
近い将来、ブラックホール同士が激しい衝突を起こして、
重力波が発生するはず…

この論文では、宇宙の端近くで周期的に増減する光が、
2つのブラックホールの存在を知らせていると主張しています。

ブラックホールの質量は、合わせて恒星100億個分。
お互い、ひじょうに近い距離で軌道運動していて、
あと20年ほどで衝突するかもしれないんだとか…

本当だとしたら驚くべきことなんですねー

ただ、天文学者が驚くとしたら、
「巨大ブラックホール同士が衝突するかもしれない」という部分では無いようです。

宇宙が若く、今日より小さかった時代には、
銀河同士の距離も近かったので、
ブラックホール同士の衝突は、比較的よく起こっていたと考えられます。

私たちの銀河系を含め、
ほとんどの銀河は、中心部に巨大なブラックホールを持っています。

なので、銀河が衝突や融合をする場合には、
遅かれ早かれ、ブラックホール同士も融合することになります。

一般相対性理論によると、ブラックホール同士が衝突するときには、
時空のさざ波(重力波)が発生することになります。

物理学者は、巨大な重力波検出器を建設していて、
こうした装置で重力波をとらえ、
一般相対性理論の正しさを裏付けようとしています。

っということで、天文学者が驚いたのは、
「近いうちにブラックホール同士の衝突が起きて、
     重力波の発生を初めて観測出来るかもしれない」
という部分なんですねー


この論文で観測した天体は、“PSO J334.2028+01.4075”というクエーサー。

クエーサーは、中心部に超巨大ブラックホールを持つ銀河で、
ひじょうに小さい領域から強烈な光を発しています。

この強い光は、
ブラックホールに落ち込んでいく膨大な量のガスが、
渦を巻いて円盤状の構造“降着円盤”を形成する際に、
摩擦で高温になり、発光することによって生じています。

クエーサーの明るさは、目まぐるしく変化します。
でも普通は、落ち込むものに依存するので、この変化はランダムになるんですねー

ただ、今回観測した“PSO J334.2028+01.4075”の光は、
周期的に増減していて、542日ごとに明るくなっていました。

論文では、この周期的な光の増減を、
お互いの周りを軌道運動する一対のブラックホールの周囲を、
降着円盤が取り巻いていると考えています。

何らかの理由で、この降着円盤は非対称な形をしているので、
ガスは片方のブラックホールに落ち込みやすくなっていて、
そのブラックホールが、軌道を1周するたびに降着円盤と相互作用し、
クエーサーをひときわ明るく輝かせているようです。


542日という周期が正しいとすると、
2つのブラックホールは0.02光年しか離れていないことになります。

これは、太陽から最も近いケンタウルス座アルファ星までの距離の約200分の1で、
宇宙のスケールでは、同じ場所にあると言っていいほどの距離なんですねー

そして、この見積もりが正しいと、
2つのブラックホールは、約21年後に衝突することになるということです。